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December 20, 2004
オレ流(The guy's process)
オレ流とは、英語にしにくい言葉です。Selfishみたいな方向だと色々と言葉がありますが、新奇なイメージを表現しているように思うので、The guy's process(あいつのやり方)としてみました。
日本のニュース記事を見ていると、その中日の落合監督の新人に対することが載っていました。『オレ流』と名付けられている監督のやり方は、実力主義をなかなか正しく評価しているように思われます。割とアメリカの企業のやり方に似ている部分があるので対比しながら私の感じることをご紹介します。
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即戦力
即戦力が欲しいと希望し、ドラフトでは高校生を取りませんでした。一般的な高校球児は、そのまま1軍でプレーしても通じないことが過去の事例を見ると頷けます。逆に、社会人や大学リーグでそれなりの成績を残した人は、入団後の年から活躍する人もちらほらあります。やはり高校を出た段階では、まだまだ成長過程であるわけで育ててチームカラーに馴染ませるにはいいのだけれど、直近の仕事でのゴール(次のシーズンで勝つチームを作ること)をめざすには、見合わないリソースとみなされたことに頷けます。
アメリカ企業での(知的労働者の)採用は、ポストありきです。会社として、チームとして、次の飛躍に、プロジェクトにかくかくしかじかの人材が必要という前提があり、現在不足する部分をオープンポストとして公募します。当然ながら、期待される仕事の内容が決まっているので、どのような実績、経験、知識などが必要とされるか?とそれに見合うはずの給与やインセンティブがセットになって公募されます。
野球の側に喩えるなら、今年は左ピッチャーの不足に悩まされたので来年は補強したい。でもドラフト外の自由枠の目玉だと○○程かかるだろうから、全体の予算とのバランスでドラフト1位指名レベルでこの程度の予算で取りに行こう・・・。と言う感じでしょうか。
スタートライン
新人を1軍キャンプと同行させるということが、珍しいので新聞記事に上がっていましたが、即戦力で取ってきたのなら、同じレベルか少なくとも競えるレベルにないと到底他チームとの戦いで戦力とみなすことができません。即戦力と評価したのなら、報酬とともに仕事の内容もマッチしないと言葉と行動の齟齬が起こりますね。
ただ、個人の実力はお金で測る報酬とは異なり、同じ土俵に乗っていないとなかなか見えない部分もあります。学生リーグ、社会人リーグとプロの土俵は全然違うので、即戦力と事前評価しても実際の所は判らない部分があるように思われます。これを同じ物差しで見直して再評価する(正規化する)意味で、その年の初め同じようにスタートして、大体定規のどの位置にいるのかを見ようと言うのは理にかなっていると思います。
企業では、採用時にドラフト同様に採用側の選択権による競争がありますが、採用されるとポジションは固まります。日本だと、就業年数(経験年数)ベースである程度昇進があるかもしれませんが、アメリカでは一般にそのような昇進はありません。昇進を受けるためには、その上のレベルに達していると判断される実績を上げるか、別の公募されるポジションに応募して採用されることが必要です。もう一つ実力を判断される機会は、昇進とは全く反対のレイオフがあるときです。全くの実力だけではないこともレイオフの時にはありますが、同じような職種に複数の人がいると当然査定がばらつくので給与などの待遇だけでなく、状況が厳しいときの生き残りにも影響します。
自分の意志でリタイアする
新人への言葉として、「自分の意志でやめていく選手になって欲しい」との言葉がありました。なかなか含蓄があります。プロスポーツ選手の寿命は企業で頭脳労働する人より短いことが多いですから、余計に生き残りの競争が厳しくなります。自分より優れたものが採用されると自分のポジションがなくなろというゼロサムゲームは、最低限の天性を持ち合わせた人達だけの集団での競争なので、その熾烈さは想像を絶するものと推測されます。生物としての体力のピークが20台にあるのは自明で、そのピーク以降どれだけ生き残れるかが自分の意志を全うできるかにかかっています。
アメリカの一般の人は、50歳をリタイア(またはファイナンシャル・フリー)の最初のゴールに置いているようです。その目的のために、最初から高学歴を借金(*1)で獲得して進む人もあれば、取りあえず就職して、何をすべきかを見つけてから大学に戻る人もいます。また、転職の合間に学校にというのは結構ある話です。
どのような道筋でも、終身雇用を期待できる職種や企業はあまりないし、働く人の側もそのようなことの前提どころか、期待もないように見えます。ただ、大手企業でそこそこのポジションを得た人は、そこで安定を図ろうとすることはよく見られます。アメリカの企業でもこういう安定は人の繋がりから生まれますが、私の感じる部分では、ある程度以上のポジションであることも要求されるように見えます。これは、ポジションが上がる・・・必ずしも会社上でのヒエラレルキーの高さではなく、専門性があがる・・・ほど競争相手が減ることを意味しているかのように思われます。
こうやっていろいろその人なりに仕事をし、目標が近づき、達成すると、一般には自分の意志でリタイアします。例え働かなくても大丈夫な状況でも、仕事が好きでそのまま続ける人も中にはいています。また、余りにも若くで目標到達したので、敢えて仕事を続けている人もいます。逆に、目標にたどり着けないために働き続ける人もいます。そんな状況ですが、日本で言う所の管理職や経営職の平均年齢はアメリカの方がかなり若いように思えますので、それなりにリタイアによる更新が行われているようです。
日本の企業では、非常に貯蓄性の高い退職金制度がある(あった)ために雇用が確保されれば、所定の年数でリタイアと言うシナリオが描けます。その貯蓄部分を自己裁量にゆだねられるアメリカのシステムは、先に書いたようにリタイアの時期をバラバラにします。バラバラになるというのは、好きで働き続ける人を除けば、目標到達できない人が存在することで、目標達成の一定の困難さを示唆しています。
日本企業のシステムのアメリカ化は、アメリカ同様にリタイアできずに働き続ける人を作る可能性があります。定年をなくす、退職金をなくして給与払いにするなどということを受け入れる(または、受け入れさせられる)人は、自分の意識の上で若いと感じるうちに監督の言葉を考えてみるのもいいかもしれませんね。
*1:実際の統計データは知りませんが、アメリカでは高校卒業以降は親が費用を出さないことが多いと聞きます。また、大学以降の学費も日本よりかなり高いため、ローンを組むことも多いようです。
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promotion: 昇進
compensation: 報酬
incentive: 出来高による
benefit: ベネフィット(報酬のパッケージなど一括する言葉として)
retire: リタイア(退職;その後仕事をしない意味で)
resignation: 退職(職を辞すること;sign-upの反語)
laid-off: レイオフ(解雇;個人に非が無く、会社都合の)
fire: (懲戒)解雇(個人に非があり、会社都合の)
Posted by skydaddy at 11:59 PM
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December 08, 2004
ジャパニメーション(Japanimation)
ジャパニメーションは、Japanとanimationの合成語で元の言葉が表すように日本発のアニメーションを差す言葉です。始めてこの言葉を聞いてから、もうかなりの時間が経ちますが、今グーグルで検索してみたら52万ものヒットがあり、一般的な言葉になっていると言えそうです。
アメリカのアニメは、日本でも配信されているカートゥーンネットワークに流れるようなものです。日本のアニメにあるような独特の表現方法はなく、どちらかと言えば昔からのアニメです。(週刊誌やコミック誌をみても両者に同じような違いが感じられます)
この日本のアニメは、ゲームソフトにもかなりその描写方法などが影響しているように思います。もともとは、アメリカものの方がスタートであったロールプレイングゲームなども、今では日本物が世界の主流となっていますが、最近のムービーをふんだんに取り入れ、ゲームコンソールのビデオ性能一杯まで引き出したような作品などにその影響というか共通性をかなり強く感じます。
先日、ヨーロッパでのiモードの拡大が続いているという記事が有りました。日本やアジアであったような急激な変化ではないけれど、徐々に浸透しているというような内容でした。この記事の中で、iモードサービスの中で人気のあるものは日本と変わらないという記事が目に付きました。
ちょっとした日常情報とソリテア(1人遊びのゲーム)なのですが、文化的背景にかかわらず、携帯端末というハードウエア上に必要なもの(支持を得られるもの)が同じなのです。アメリカに住み、西洋文化と日本の文化の視点の違いに色々と考えさせられる私にはちょっと奇異に思える意外性が有りました。
しかし、そのときアメリカでのガジェット(小型・携帯機器)の広がり方をみても共通性があり、なるほどなぁ~と思わされました。例えば、ラップトップPCですが、アメリカでは飛行機と車が基本的な移動手段であり、公共のコンセントが自由に使用できるので、ごく最近までその大きさ、重さ、電池寿命という日本でのキーワードが無視されていました。知人に聞いても、アメリカじゃ必要ないよ、そんなに小さいとタイプしにくいとか、ちょっと軽いぐらいで2倍もお金を出せないとかそんな返事ばかりでした。
でも、それから数年経った今、薄型、軽量で電池寿命もかなり伸びました。確かにB5タイプは相変わらずはやりませんが、基本路線は日本発を数年送れて追いかけています。同様のことは、携帯電話の端末でも見られますし、大抵のいわゆるハイテク機器はそんな感じです。
エンターテイメント系に弱いと言われる日本ですが、こうやってみると結構世界で支持されているものが有ります。また、技術開発にしても応用ばかりと言われていた割には、実体のあるもので日本発がかなり増えてきているように思います。
こういう中で最近感じるのは、日本が走りすぎた(?)部分というか、日本以外の市場との乖離です。例えばiモードにしても日本とそれ以外の市場では、ユーザーの数が1桁以上違います。アニメーションでも日本で高く評価され人気があり、アカデミー賞も取った宮崎さんの最近の作品を例に取れば、日本文化の背景が色濃く、翻訳された内容をどれほど異文化の人がつかみ取れるのだろうか?とか、いつまで経っても最新の機器を揃えないとデザインされたとおりのゲームができないソフトとか、高機能だけれど非常に高価な小型電子機器などに感じています。
日本でスタートして、ある程度内容や品物と価格がこなれて、その他の国へ流れる。そんな既に確立された流れがありますが、日本での支持がないとそれから先がありませんし、日本から出て行ったものが支持されないと、海外市場まで当てにした投資が回収されないので、次の開発に影響しそうです。(*1)日本での初期購買は、間近にあることなので誰でも意識していますが、今は特に経済が世界的にゆっくりとしていますから、もう少し日本以外の市場を引っ張る発想があっても良いと思うのです、如何でしょうか?(*2)
*1:少なくとも、大きな視点に立てば、国民全体で高い機器を購入し企業の初期投資の回収を助け、海外で本格的に儲けて、それが国民の所得として回収されるシステムになっています。このシステムでは、国内消費が止まると製品価格が高止まり海外に流れにくくなり、逆に海外消費が得られないと、多大な投資を必要とするこれらの分野では、日本での新規開発投資に少なからず影響があると思われます。
*2:そういう視点に立っているものの例は、ゲーム端末があります。ただ、それ以外で余り見られないことを残念に思っています。
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cartooon: コミック、漫画、アニメなどの総称
solitaire: 1人遊び
gadget: (ちょっと便利な)小型機器
Laptop PC: ノートパソコン
Academy award: アカデミー賞(Oscar Awardとも)
Posted by skydaddy at 11:59 PM
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December 07, 2004
チップ(Tip)
チップは、日本にない欧米の習慣です。心付けとも訳されるこのシステムは、なかなか合理的な側面があります。
アメリカの場合、チップが付く職業と、そうでないものとでは、日本の労働基準法にあたる法律で示される最低賃金が異なります。雇用主が、チップが入ること前提にした給与体系を認めているのです。実際に食事の金額でチップが決まることもあり、高級なレストランなどでは、給仕も段々と男性比率が上がってきますし(アメリカでも女性の就業率はまだ男性と同じでないと思います。少なくとも実感としてはそう感じます)、給与よりチップの方が多いケースもよくあります。
チップの基本的な意味は、なんらかのサービスを提供してくれた人にお礼として渡すものです。社会がひとつの階級ヒエラレルキーで構成されていた時代、使用者層と使用人層は、今よりも隔絶していたのだろうと思います。その使用者層が、日常的に使用人層に取った行動のひとつがチップだったように感じます。このことは、お金を払うのだから、サービスを提供しろ。(つまり、雇用関係)ではなく、お金をもらいたい側が自発的にサービスを施して結果として、そのサービスに見合うものとして対価が支払われる仕組みであることを物語っています。
まともなレストランに行くと、このことが実感できます。チップのために働いているわけではありませんが、お客さんが如何に満足するか?を自分の問題としてとらえた行動をしています。ところが、レベルが下がると、マニュアルで動くので(そうしないと質の確保ができないのだろうと思われます。)、ある程度の顧客満足は与えられても、一定水準以上は期待できません。そんな状況でも、まともな感覚の持ち主で有れば、取りあえずサービスをすることの理由を認識していますから、接客で最低限必要なこと(笑顔や言葉遣い、多少の気を回すことなど)がチップのお陰で円滑にこなすことができます。
ただ、食事代のX%という考え方が頭にあり、余分な注文をさせようとする行動や、デザートや追加のワインを断ったりしたときの露骨な表情は、そのディナーを台無しにすることまでは、理解されないことがままあります。このことが、結局そのレストランの質を決めてしまうのですが、経営側としても鶏と卵の関係でなかなかそのモラリティーの高い従業員を確保することは難しいのかも知れません。特にアメリカにおいて、このレベルでは日本の人より現実的行動をとります。そのことは、ストレートな感情表現と言われるものと合致しているのかも知れませんが、サービスプロバイダーには向いていません。
日本ではサービスという無形の概念には、なかなかその価値を認めてもらいにくいものがあります。サービスに限らずソフトウエア一般が同様の扱いだろうと思います。逆にものとして具象化された形のあるものには、欧米以上の価値が認められやすいです。よく見ると日本だけでなくアジア全体でその傾向があります。
日本が製造立国であるというのは、この先継続が難しいものです。実際の製造を国内で行う経済的意味は、資本主義経済を取る限り、限りなく0に近づきます。その中で技術立国として社会がシフトしようとしていると思いますが、ソフトウエアに関する正当な価値感をもつ社会の形成が必要とされるように思います。
このことは、高額の知的所有権を意味するものではありません。むしろ、報道に載るものは逆の面を感じます。アメリカの企業や個人から、思いつき特許で法外な使用料を吹っかけられた日本企業の話題が90年代に続出しましたが、昨今の元社員の特許の問題はそのことを思い出させます。
契約社会(多分、資本主義社会構造の基本形態)では、いくら、会社で自分が発案、発明、開発したとしても、不当な(と後で自分が思う)労働協約にサインした時点で負けなのです。もし、訴えたいので有れば、サインする前に行動すべきです。(*1)結果が出てから自分取り分に文句を言うのは、経営サイドから見ればリスクテイクをせずにリターンを期待することであり、それが論外と受け取られるのは当然でしょう。
私が見る限られた範囲の記事情報の中では、裁判所はこのリスクに関して全く言及していません。投資は、リスクに対してリターンがあります。結果が先にあるのでは有りません。これが資本主義の原則です。この認識の欠如が、たぶん、社会にまだソフトウエアに関する正当な評価をする方法や評価のコンセンサスが形成されていないものを表すもっとも端的な例の一つだと思います。
*1:大抵の企業の協約には、仕事上での成果は会社に帰属する代わりに給与が支払われることになっているはずです。その割合は書かれていませんが、大元の給与そのものですら会社が決められる仕組みです。知的財産だが協議事項になるはずが有りません。出来高払いを期待するなら、プロスポーツ選手やタレント、作家などと同様に出来高払いの契約を先にするべきと思いますが、如何でしょうか。
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tip: チップ
hierarchy: ヒエラルキー(階層構造)
morality: 道徳や品行(モラリティー)
tangible: 形のあるもの、有形の
intangible: 形のないもの、無形の
risk: リスク
investment: 投資
return: 帰ってくるもの、(投資に対する)成果
Posted by skydaddy at 11:59 PM
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December 06, 2004
ベイエリア(Bay Area)
私の住むシリコンバレーは、ベイエリアの南側です。サンフランシスコ湾の周り一帯がベイエリアと呼ばれます。サンフランシスコ湾を車で1周すると、5,6時間かかると思います。数カ所、川や、太平洋への出口で橋を渡らないと回れません。この太平洋への出口に架かる橋が、金門橋、ゴールデンゲートブリッジです。
サンフランシスコ国際空港を出発点にすると北に向いて走ると、すぐにサンフランシスコ市内に入ります。市内をズゥーっと北に抜けるとゴールデンゲートブリッジです。海面からかなり高い所にかけられた橋で、四国と淡路島にかかる大鳴門橋の様なイメージです。
橋の通行料は、$3(だったはず)ですが、サンフランシスコ市内に入る側のみ必要で、出て行く人は無料です。橋を越えると峠越えになり、坂を下ると水面ギリギリに併走する道になります。ここまで来るとじきに道は東にその方向を変えます。
サンフランシスコ湾の北側は、海に近い所は湿原のようなところですが、そこから更に北に行くとカリフォルニアワインのふるさとナパバレーやソノマバレーなどに繋がります。ナパは、この界隈最大のワイナリーの集まったところだと思われます。道を走っているといくらでもワイナリーがあり、試飲を続けると最後までたどり着けないほどです。
サンフランシスコ湾の東側に回ると、湾に流れ込む川があります。そこを越えて、どんどん南に降りていくと、サンフランシスコ市内からベイブリッジで対岸にあたるオークランドになります。サンフランシスコは野球がジャイアンツ、フットボールは49ersですが、オークランドはアスレチックスとレイダースです。橋を通らないとかなり離れていますが、橋を使うと30分もかからない程度の近い距離です。
オークランドを越えて南に行くと、大きな建物が減り段々と田舎道になります。サンフランシスコ湾の中程まで下れば、また湾をまたぐ別の橋が有ります。この橋はサンアントニオブリッジです。サンフランシスコ湾に架かる橋の中で最長のもので、橋を渡るのに55マイル(88km/h)の制限速度で15分ぐらいかかります。割と水面に近いので、水の上を滑るように走る感じです。この橋の高さが低いのは多分、サンフランシスコ空港に飛行機がアプローチする方向にあるので、邪魔にならないように設定されているのだろうと思います。ただ、その中で西側の橋の終わり付近は、かなり高い盛り上がりが有ります。ここは、大型船が通り抜けられるようになっているようです。
この界隈は、割と小綺麗な住宅街があつまる新興住宅地で、バイオ関係の企業などが沢山あります。ここから南にしばらく行くと、もう一つの橋、ダンバートンブリッジがあります。山側の住宅街から対岸に通勤に行く人で毎日渋滞する橋です。橋の西岸からちょっと行った所に、ワークステーションやJAVAで有名なサンマイクロシステムズの本社があります。ダンバートン周辺の海岸沿いは、昔は塩田でした。サンフランシスコ空港から飛び立つときに上空から見るとカラフルな色が付いている塩田跡を見ることができます。
塩田のちょっと内側から山沿いまで住宅街が並びます。このあたりから南がシリコンバレーと呼ばれる地域になります。割と最近に街が広がったフリーモント、ミルピタスの両市を越えるとサンノゼ市になります。サンノゼ市の南側は谷の一番細い所で、数年前に日立が買収した元IBMのハードディスクの部隊などがこのあたりに大きなキャンパスを構えます。競合のマクスターは、先程のミルピタス市に本社があります。
シリコンバレーというとサンノゼというイメージが多いようですが、その昔HPなどが生まれた頃は、スタンフォード大のあるパロアルト市あたりが中心でした。それがいつしかサニーベール市、サンノゼ市の北部、サンタクララ市あたりから沢山の企業が生まれます。インテルの本社はサンタクララ市の東の端ですし、最近、気を吐くアップルは、サニーベール市の西隣のクッパティーノ市にあります。ここから、東西に広がり、そして湾を取り囲むようにして、企業の生まれる地域が北上していきました。
一般的にサンフランシスコ湾の南側は、ハードウエア系が多い感じがします。そして北上するとソフト系と医療系が増えてきます。アクロバットのPDFで有名なアドビ社やIBMに買収されてしまってもまだ製品に名前が残るロータス社などはサンノゼとサンフランシスコの空港との中間点あたりにあります。
サニーベール市からクッパティーノ市、マウンテンビュー市、パロアルト市と北上してスタンフォード大を越えると空港に戻ってきます。
スタンフォード大の入り口近くにショッピングセンター(モール)があります。ここにはいわゆるブランド店がかたまって出店しているので、そういうのに興味がある人には、交通手段をなんとすれば結構楽しめます。ブランド店以外にもいろいろあるので、ブラブラすれば簡単に半日は潰れると思います。また、時間があまったら、スタンフォード大の中に入って、フーバータワーに登る(*1)となかなか良い景色を楽しめます。また、チャペルのステンドグラスをみるのもいいかもしれませんし、学内の本屋さんに行くと発見が有るかも知れません。
なお、スタンフォード大のキャンパスは自由に入ることができるばかりか、かなり広大なので、観光客用にインフォメーションセンターまであります。(*2)
*1:フーバーダムを作った大統領がスタンフォード出身でそれを記念した名前が付いています。登るのは有料です。
*2:スタンフォード大のあるパロアルト市の隣の東パロアルト市は、全米でも有数の犯罪都市です。(殺人事件率などが必ずTop10に入っているらしい)車でのドライブで迷い混まないように注意した方がいいようです。
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ベイエリア周辺の町
San Francisco:サンフランシスコ
Napa:ナパ
Sonoma:ソノマ
Oakland:オークランド
Fremont:フリーモント
Milpitas:ミルピタス
San Jose:サンノゼ
Santa Clara:サンタクララ
Sunnyvale:サニーベール(発音はサニベールな感じ)
Cupertino:クッパティーノ
Moutain View:マウンテンビュー
Palo Alto:パロアルト
Posted by skydaddy at 11:59 PM
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December 03, 2004
冬眠(Hibernation)
家の一部屋の片隅に、黒っぽいもごもごしたものを発見しました。
なんだろ、少し不気味なそのものをこわごわ近寄ってみると、丸いものが寄り集まっています。埃でも、蜘蛛の巣が寄り集まったものでもありません。
更に近づき、見ようとすると位置が高すぎて、背が届かない。ベッドの隅に登ってよっこらしょと身体を伸ばしてみたら・・・テントウムシの集団でした。
ものの本に、木の皮の裏などに昆虫が寄り集まって寒い冬を越すと書かれてあったと思い出しましたが、木の皮の裏ではなく、家の壁の裏に回ってくるとは予想もしませんでした。20匹余りのテントウムシ。どうやって我が家に侵入してきたのか。
たぶん、実害が起こることは考えられないので、蜘蛛さん達同様に放っておくことにしました。春先、どんなタイミングでどうやって家の外に出て行くのだろうか?とても、テントウムシ君が入ってきたところを憶えているとは思えませんから、出口が探し当てられるのかどうか興味があります。
日本では、冬眠に関連してクマさん達が食糧難で人間様の領地に闖入するため、ニュースを賑わしています。別に境界線が書いてあるわけでもないし、柵や塀が張り巡らさせているわけでもありませんから、冬眠を前にしてクマさんがただただ食べるものを探し歩いているのであって、人間の生活に対してどうこうという思いがあるわけではないですよね。
でも、人間の側は騒いでしまう。環境に優しいとかもっと自然をと言う割には、自然に近づかれると取り除きたくなる・・・危ないのは判りますが、共存とはそういう部分を避けて通れないと思いますけれど。
私の家の近所でも、今年はマウンテンライオンの出没がよくニュースになっていました。まあ、彼らの場合は、春先から夏頃にかけてとこの秋口にニュースになっていたので、冬眠との関係はなさそうです。彼らは、基本的に撃ち殺されたりすることは有りません。麻酔銃と網で捕まえられて、人の住まない地域に移送されます。
日本は、島国なので海が明確な国境を形成しています。そのため、排他的な環境を作りやすい。たぶん、それ故にその他のことにも結構排他的です。カタカナなんか典型的な例ですね。この語は、外来ですと一目瞭然です。こんな排他的な言語が他にあるでしょうか?(日本でも昔は「亜米利加」と書いていましたが今は「アメリカ」。)
その点、アメリカもカナダとメキシコを除けば、大陸が国のような状況で国境が海になり案外排他的な環境ができやすく、協調性のないアメリカの外交政策は割とこういうことが根にあるのかも知れません。
ところが、その他の多くの国々では、国境が地続きのため歴史的にその線があっちこっちに動いたり、新しい線ができたりしています。そんな中、文化的にも民族的にも結構混じり合いが生じています。こんな風にある意味いい加減な線であっても、クマさん同様に目に見えない線を無視すると、場合によってはクマさん同様に撃ち殺されてしまいます。(まあ、そう言う過激な状況にある境界線は、柵などがあるようですが・・)考えてみれば、原始的な発想で、でも生物的には本能的な行動として有史以前からの人間が動物的に取ってきた行動が、延々とまだ続けられている感じです。
企業体でもそうですね。排他的な行動は、差別化や個性として評価され、市場に受け入れられると大きな利益として反映されます。逆に標準化によって共通仕様の流れが作られても、標準化品は概して価格オリエンテッドな製品に仕上がり、利益率はあがらない。それ故に標準は標準でもデファクトスタンダードなどという市場の囲い込みを狙います。これって、猿山やアザラシの群れのボスになることとあまり違いはありません。ボスは全ての雌を掌握します。そのために時には命を賭して戦う。市場の寡占をめざし、それを掌握することと目的も行動も同じようなものです。
環境保護とか、業界標準とか言ってテントウムシの集まりをめざすのですが、人の本能を変えてしまうほどの遺伝子の変化が起こるには、まだまだ時間がかかるようです。
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hibernation: 冬眠
ladybug: テントウムシ
mountain lion: マウンテンライオン(別名:cougar, catamount, panther, puma)
exclusion: 排他
swarm: (昆虫、特に蜂などの)群れ
herd: (四つ足動物の)群れ
flock: (動物一般への)群れ
bevy: (少女やうずら、キジ類の)群れ
Posted by skydaddy at 11:59 PM
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December 02, 2004
税金(Tax)
アメリカの税務年度は、日本と同じようにカレンダー暦どおりです。日本の企業に勤める人だと12月は年末調整で書類を作ったりしますが、アメリカでは日本のように源泉徴収して税務処理を終わらせる仕組みではなく、全員が確定申告をして源泉徴収されたものを精算します。この確定申告は、日本同様に春先ですがちょっと遅い4月中旬が締め切り日になります。
源泉徴収は、日本だと会社の方で決められた額を本人の意志にかかわらず徴収して、給与を支給しますが、アメリカではForm W-4という書類を会社に提出することにより、それに基づいて源泉徴収されます。したがって、自分の税額を少なく見積もれば、源泉額を抑えることが可能です。
実際に、多くのアメリカの人は、無利子で預かる形になる源泉額を最小限にして、確定申告時に差額を納付する方法を好みます。私は、日本のシステムからの移行組なので、後で工面するより多少でも戻ってくる方が嬉しい(実は、金利分損なのですが)感じがします。
更に、確定申告で決定した税金を一括納付できない場合は、支払時期を先延べしたり、分割で納付することもできます。その場合は、確定申告時に必要な書類を提出し、その申請が受理される必要があります。また、逆に、昨年の実績から今年分を想定して先払いする方法もあります。この場合は、源泉徴収とは違って、最終的な税が割引きになります。先払いはだいたいクォーター毎の4回払いです。
全員が確定申告をするので、税金の支払いの取扱もこのようにフレキシブルですが、確定申告自身の書類作成も色々と選択の方法があります。一番手っ取り早いのは、会計事務所に書類を作成してもらう方法ですが、一番費用がかかる方法でもあります。資産がある程度ある人は、節税方法により税額がかなり違ってくるので、こういう専門家を雇う価値があります。
しかし、一般庶民が会計士を雇うと税額との比較で割が合いません。そこでそう言う人達をターゲットにしたディスカウントの会計処理会社があります。株取引でオンラインのディスカウンターがいるように、税務処理でもそういう企業があります。こう言う所で処理をしてもらうと、初年度はデータベースを作成するのでそこそこかかりますが、翌年からはそのデータベースを元に処理ができるので、かなり安価に書類を作ってもらえます。
一方、アメリカには自分で何でも試したい人も沢山います。そう言う人は、昔は分厚い電話帳ほどの作成マニュアルを片手に書類作成をしたのですが、最近では良くできたソフトがあるので(先のディスカウンターが使っているものと大差ありません)、それに入力をするだけで書類作成ができます。入力の方法は、スタートの画面から書かれてある質問に答える形で数字を入れたり、選択マークを入れたりするだけです。判らないことがあれば、ビデオの説明もパート毎にあり、またヘルプも充実しています。慣れないと質問を読むのに時間がかかりますが、関連する書類を事前に集めて有れば、半日も有れば、書類が作成でき、そのままオンラインで提出することもできます。
この自分の1年の会計決算をすることは、結構勉強になります。なぜなら、個人の会計も企業の会計も基本的な部分は同じだからです。もちろん、自分で何かビジネスをせずに会社勤めだけだと限られたものしかないのですが、ちょっとしたコンサルタントや何かのセールスを空き時間やっていたりすると、その部分は事業収入と同じですから、償却や消耗費の考え方が出てきますし、そう言う視点に立てば、変動費と固定費の意味合いもより実際的に感じることができます。
日本の企業では、(多分現状でも)労働協約を結ぶ時点で副業の禁止に同意したことになっているのが殆どでしょうから、自分で年度末に申告することはできないかもしれません。(せいぜい住宅減税ぐらいじゃないでしょうか?)でも、もしそういう機会があるなら、青色でも白色でも自分で埋めてみるのをやってみると下手な税務や企業会計の教科書より面白い発見が有るかも知れません。機会がどうしても持てないなら、勝手に自分で想像して毎月の収支を作れば、書類作成を試すことはできます。そういうゲームも将来チャレンジすることを考える人には面白いと思います。
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tax year: 税務年度
calendar year: カレンダー年度
fiscal year: 会計年度
tax: 税金
duty: 関税
accounting: 会計
deduction: 控除
CPA(certified public accountant): 公認会計士
Posted by skydaddy at 11:59 PM
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November 30, 2004
環境に優しい(Environmental Friendly)
ヨーロッパでの新しい環境に関連した電気製品に対する規制が、2006年夏から施行されるため、それに対応するためにこの夏頃から本格的な業界の移行が始まっています。日本では某有名メーカーが企業戦略として環境をテーマに持ち上げたため、世界の先頭を切って多くの企業が昨年から今年にかけてこの対応を済ませています。
規制される内容で一番大きな問題は、鉛の使用が禁止されることです。電気製品での導体(電気を通す物=金属、特に銅)を繋ぐのにハンダが広く使われていますが、このハンダは鉛が主成分の一つであるため環境問題のやり玉に挙がったようです。
たったひとつハンダという材料を替えるだけのことなのですが、余りにも優秀な特性を持っているため(コスト、作業性、入手の容易さ、応用の広さなど)、そのまま他を替えずに代替することができないことが、問題を大きくしています。どちらかというと比較的安価な製品に使われる場合は、それほど大きな変化を必要としませんが、高額な製品になるほど代替に伴う周辺の変化が大きくなります。
日本では、昨年から家庭の大物家電の廃棄に際して、処理費用を払うように法律が施行されました。結局の所、製品単価が上がったことと同じなのですが、法律の作られたときと施行前後に話題になっただけで、その後は目立った報道もなく昔から有ったかのようになっています。(各個人の思いは違うかもしれませんが、世論としては見えにくくなっているように思います。)今回も同じようになるのでしょうか・・・。
これほどまでに、意識されている鉛ですが、世界中の車には「鉛電池」が入っています。そこに使われる鉛は、他のどんな用途よりもその使用量がダントツに多いことが判っています。つまり、自動車に使われる電池を管理しなければ、鉛の問題は大きく変化しないのです。
よく言われる8:2の法則に当てはめれば、自動車の電池が8で電気製品のハンダの鉛は、2の内の一部ということができます。通常の戦略では、問題が起こったときは8の方に資源を集中し対処するというのが常識です。それからすると電気製品の鉛問題は、全体に対する効果が小さく、その割りに費用はかなり大きい・・・普通は、競争に負ける選択だと言えます。
電気製品は車と違って家の中に多くあるからか、政治的な理由なのか、はたまた他の理由なのかは知りませんが、不自然な話ですね。
環境にまつわるものには、こういった矛盾を内包するものが少なくありません。電気自動車の電気を作るのに現状ではガソリン車以上の化石燃料が必要であるとか・・・。そういえば、ハイブリッド車にしても従来の何倍もの電池を積載しています。
多くの現代的生活は、偏在していたリソースを凝縮させるため、その過程とできあがった物によって大きな環境負荷が伴います。環境に優しい=負荷の低減であるならば、昔の環境を取り戻せと言われると現状の技術レベルだと現代生活の否定に繋がりかねないように思います。人は、昔(産業革命以前)の生活に戻れるものなのでしょうか?
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lead: なまり
solder: ハンダ
appliance: 電気製品
white goods: 白物家電(冷蔵庫、洗濯機などの大物の家電製品)
hybrid vehicle: ハイブリッド自動車
fossil fuel: 化石燃料
Posted by skydaddy at 11:59 AM
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November 27, 2004
長期国債(Treasury Bonds)
アメリカの国が発行する国債のうち、10年から30年の償還期間を持つ長期国債がTreasury Bondsと呼ばれます。また、2,3、5または10年の中期国債がTreasury Notes、一般に13週または26週の短期国債をTreasury Billsと呼びます。
ドル紙幣には、Federal Reserve Note とあり、また1ドル札をbill と呼ぶこともあり、両者で同じ単語が用いられるのは面白い感じがします。(要は紙切れということですから)
さて、アメリカは、国としてこれらの債権で借金をしています。日本のそれは、およそ570兆円ですがアメリカは、7兆5千億ドルほどです。どちらも庶民からどころか企業体としてみても範疇に入らない天文学的な数字です。
それほど大きな数字であるにもかかわらず、驚くことにアメリカのこの残高の広報は、毎日アップデートされ、1セント単位で記載されています。一方、日本は、四半期毎に億円単位です。一般的な企業の行動だと、逆になりそうなものですが、なぜかはこのようになっています。アメリカ借金の毎日の数字を見ていると、単調に増加数だけではなく減少する日もあったりして、意外な発見があります。
実際に数字を書くとどれほどの違いがわかりやすいかも知れません。
アメリカ:$7,517,849,423,608.38 (2004.11.24)
日本 :\571,427,100,000,000 (2004.6.30)
区切り点の位置の違いでずれはありますが、頭の7と5は同じ桁の数字です。
アメリカの債務を年次別に見ると、よく言われるように2001年のブッシュ政権になって着実に歩を進めています。でもよく見ると、今の残高の6割程度(今の日本の残高程度)は最後には財政が黒字化したと言われるクリントンの時代でも借金は0ではなく、帳簿上の黒字であったことがわかります。
日本でもアメリカでもこれまでの景気の低迷を受けて低金利の政策が行われていました。アメリカの金利の指標は、連銀が出す公定歩合でプライムレートと呼ばれます。このプライムレートはアメリカに於いて、その他の金融商品の基準として使われます。上の国債の金利もそうですし、日常的なものだと銀行金利だけでなく、クレジットカードの金利などもプライムレートプラスX%などと約款に書かれています。したがって、結構一般の人の生活に直結しています。
このプライムレートやそれに関連するものの動きは、こちらで見ることができます。(bank prime loanの項です。 )これでは、見にくいので見やすい表を探すと例えばこんなのがありました。これを見ると最近徐々にですが公益歩合あかがってきていることがわかりますし、日本では限りなく0に近かったものがアメリカでは4%であったことがわかります。
この金利が上がると、先に書いたように国債金利もあがります。為替が強いドルを証明していれば、金利高はドル高で相殺できますが、逆だと金利がより高くないとドル建債は売れにくい理屈です。これと同じことは、上のプライムレートと同じ表の下の方にあるMoody's seasonedの格付けの違いによる金利の違いが一例です。そのため、2000年頃に格付けをバンバン下げられた企業が、市場からの資金調達コストが上がるため、クレームを付けた訳ですね。
この日米の歴史的な公定歩合の差を追いかけてみると、日本の金利は、アメリカより低いことがわかります。このことは、これまで日本を初めとするアジア諸国がドル債をアメリカから買う動機として説明に使われています。もっともな話なのですが、アメリカの企業にしてみれば、基準金利が高いのでお金そのものを借りるとかなり資金コストがかかることになります。これまでは、株式市場がその受け皿となり、安価なコストで資金を供給していました。ところがここ数年は、その役割を受け切れていないかも知れません。基準金利は、国債を売るために下げられませんから、連銀は、適度なインフレを演出するのが必要に思えるのですが、どうでしょうか?
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Treasury Bills: 短期国債
Treasury Notes: 中期国債
Treasury Bonds: 長期国債
prime rate: プライムレート
asset: 資産
debt: 負債
interest: 金利
Posted by skydaddy at 11:59 AM
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November 24, 2004
為替(Currency exchange)
ここ最近、一直線に動いているため、取りざたされている為替ですが、動き始めは10月の半ばだったようです。円ドルレートだけでなくユーロドルを見ると8月末にはその気配が始まっています。こうやってみると、為替は大統領選挙の行く末を事前に暗示していたのかなぁなとど感じます。
この為替、日本と関わりながら海外で生活していると割とやっかいな生き物です。対ドルの円の数字が小さくなると「円高」ということを理解することから始まりますが、何ぜ円高なのだろうか?を実生活で体感するのが2国間にまたがる生活をしている証のように思います。110円前後で安定していた時期でも、日本の品物は概して割高感がありましたから、ここ一月ほどで10%も動いたことはかなり大きな動きに思います。(もっとも、この先でどう動くかで意味合いが変わりますが・・・。)
ところで日本のニュースを見ていると、円が○○円○○銭上がったとか下がったと言いますが、あまりそれを割合で表現することが無いように思います。日経平均株価でも、「今日の東証は、○○円高の○○○○円で引け・・・」などと言っています。
なぜこんな事をいうか?というと100円に対する10円の動きと200円に対する10円の動きは、実効として同じでないからです。為替レートは、2つの通貨の相対価値を表現するものですから、本来その比率に意味があるわけです。100円の10円は10%で、200円だと5%です。ものを売って$100の代金を日本円にしたときに、1万円が1万1千円になるのと2万円が2万1千円になるのは、増分の絶対値は同じでも利益への影響や資金の効率の面で見るときには違うものなのです。
この2つのページの左カラムの上の方を見て下さい。
>Yahooファイナンスのページ<
日本のヤフー アメリカのヤフー
日本版では日経平均やTOPIXの上げ下げの金額だけ、アメリカ版ではDowやNASDAQの値に率が入っています。これって、一般的に日本の人は絶対値しか気にしていない(ひょっとすると変化そのものを気にしていないかも)ということを表しているように思います。
私が毎朝車の中で聞くニュースでも、ダウ平均株価の話では必ず増減の金額と共にその比率を言っています。また、株価を上げた会社と下げた会社の状況を13対5などと比率で報じています。帰りの車で聞くニュースはタイミングが合うと日経平均も報じていますが、その時にも率も合わせて伝えています。日本人はアメリカの人と違って計算が得意だから、変化がわかれば率は暗算でできるから・・と言う風にはとても思えません。
ここまで読んで、まだ10円の動きは10円と思う方は、もっと数字を大きくすると感じが掴めるかも知れません。例えば、10万円が10万10円になるのと100円が110円とは違うという感覚です。「おまえなぁ、円ドルレートが10万円になるわけないやろ」と言う人は、バイアスがかかっています。株価なら100円株も100万円株もあります。また商品なら、1円以下から億以上までもっと幅広くあります。この幅に対して同じように影響するから、率で考える訳です。幅が広いときは間違えないですけれど、範囲が狭いときには案外見落としやすいことかも知れませんね。
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currency exchange: 為替
stock: 株
security: 有価証券
finance: 金融
bull market: 強気の(上がり相場の)市場
bear market: 弱気の(下げ相場の)市場
Posted by skydaddy at 12:33 AM
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July 28, 2003
硬貨(Coin)
アメリカの硬貨には、愛称があります。それと少しそのコインにまつわる話です。
1セント銅貨は、pennyと呼ばれます。pennyにはlucky pennyというのがあって、道端でペニーを見つけたら顔の面(head)が上になっていたら、拾うことができて、それをlucky pennyと呼び何かいいことがあると言われます。また、反対側(headに対してtail)が見えていたなら、裏返して次の人に幸運を回します。
5セントニッケル貨は、nickel。もちろん材質からこの愛称です。日本でも昔の大きな50円玉はニッケルでした。ニッケル貨は磁石でひっつくのをご存じですか?
10セント貨は、日本の雑誌の名前になっているdime。元々は銀貨だったようですが、今は銀色をしているだけです。(日本の100円玉と同じですね。)
25セント貨は、quarter。1ドルの1/4からです。3,4年前から各州の記念硬貨が発行され、毎年5州程度をテーマにしたものがでてきています。絵柄は各州で自州の特徴ある物という感じで選択されていますが、”特徴ある”と言う感覚が州毎に全然違うので並べると結構ちぐはぐしています。モモの絵柄(ジョージア、ニックネームがpeach state)、ライト兄弟と飛行機(ノースカロライナ)、サラブレッド(ケンタッキー)、複葉機と宇宙飛行士(オハイオ)という感じです。
ちなみにカリフォルニアはまだ順番が来ていないのですが、昨年候補に挙がっている絵柄を見て、目が点になりました。なんと、(コンピュータ用の)マウスです。(マッキントッシュの起動時のマウスのような感じです。)これだったらまだ、ハリウッドの誰かの方がいいなんて思ったりしました。
50セント貨は、half-dollar。ニックネームというよりそのものですが・・。(^^);; 通常はなかなか見かけることができませんが、銀行などに行けば手に入ります。
旅行の時の自由時間に見つけられると珍しいので面白いお土産になるかもしれません。直径が30mmもあるので10個も持つと結構ずっしりと重みがあります。
1ドル貨は・・・知りません。dollarと言われいますから、ニックネームはないかな。こちらも余り流通していません。銀行で両替できますが、最も簡単に手に入れる方法は、郵便局の自動販売機です。自販機でおつりが1ドル以上になるような買い物をすれば、おつりのドル刻みの部分が1ドルコインで支払われます。79年のものか2000年しか見たことがありません。2000年は絵柄が違い色も真鍮ポイ色です。
あっ!今気づいたのですが、カジノで使われるスロットマシンは、ルーレットのような換金できるチップではなく、現物のコインを使っています。1ドルのマシンは見たことがありますから、ネバダに行けば(ラスベガスやリノ)、大量にありますね。
もっとも、持って帰る量はあなたの運次第ですが・・。(^^)v
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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July 26, 2003
四季(Four Seasons)
日本は、非常に四季の美しい国です。大体、温帯域で適当な雨が降る地域は、明確な四季と共に美しい色の協奏曲を四季折々に奏でています。
アリゾナやネバダに行くと正真正銘の砂漠があります。地面も赤茶けた感じの色で、それがますます砂漠の気候を強調するような、モノトーンな世界です。
シリコンバレーの地域は、雨季乾季の2季の土地です。砂漠ほどの厳しさはありませんが、やはり夏場に人手による散水がない地域は草が枯れ、茶色に染まる景色を見ると、砂漠に近い物悲しい景色に見えます。
実際に記録を見ると下のようになっています。
5月の中旬から9月中旬までの4ヶ月間は、1滴の雨も降らない。そんな気候です。雨季であってもせいぜい数センチの降水量ですから、とても乾いていると言えます。そのため、蚊やゴキブリはほとんど居ません。蝿やゴキブリの動きも緩慢に見えるのは、こういう気候のせいかもしれません。
気温も、平均ベースでみれば真夏でも最高は30℃以下、夜には10℃台になるそんな気候です。温度的には過ごしやすいのですが、1年中続く寒暖の差の大きさは、結構身体に負担があります。
こういう、単調な気候は、過ごしやすい反面、四季の美しさから来る感情に訴えるものがありません。アメリカでも東部に行くととても綺麗な四季折々の景色があります。その反面、凍り付く長い冬があります。
四季の変化は、音楽や詩などに現れるような芸術を生み出すほどのエネルギーがあります。人の心に語りかける季節は、あるときは厳しいですが、あるときは人の生活に潤いを与えていると思います。日本から離れ、失ってみて一番感じるものの一つです。空気と同じで失ってみてその良さや必要性がわかるものなのかもしれませんね。
四季:four seasons
温帯:temperate
協奏曲:concerto
雨季:rainy season
乾季:dry season
蚊:mosquito
蝿:fly
ゴキブリ:cockroach
| Month | 平均最高気温 | 平均最低気温 | 平均降水量 | 最高気温記録 | 最低気温記録 |
| January | 15.0℃ | 5.0℃ | 7.0 cm | 26℃ (01/08/1962) | -4℃ (01/11/1949) |
| February | 17.0℃ | 7.0℃ | 5.0 cm | 27℃ (02/26/1986) | -3℃ (02/07/1989) |
| March | 19.0℃ | 7.0℃ | 7.0 cm | 29℃ (03/26/1988) | -1℃ (03/03/1966) |
| April | 21.0℃ | 8.0℃ | 3.0 cm | 35℃ (04/30/1996) | 2℃ (04/20/1967) |
| May | 24.0℃ | 11.0℃ | 1.0 cm | 38℃ (05/27/1984) | 3℃ (05/04/1952) |
| June | 26.0℃ | 13.0℃ | 0.0 cm | 42℃ (06/14/2000) | 6℃ (06/02/1966) |
| July | 28.0℃ | 14.0℃ | 0.0 cm | 42℃ (07/14/1972) | 8℃ (07/06/1955) |
| August | 28.0℃ | 14.0℃ | 0.0 cm | 41℃ (08/01/1993) | 8℃ (08/22/1973) |
| September | 27.0℃ | 13.0℃ | 1.0 cm | 40℃ (09/14/1971) | 6℃ (09/30/1950) |
| October | 24.0℃ | 11.0℃ | 2.0 cm | 38℃ (10/05/1987) | 2℃ (10/30/1971) |
| November | 18.0℃ | 8.0℃ | 5.0 cm | 29℃ (11/02/1967) | -6℃ (11/16/1976) |
| December | 14.0℃ | 5.0℃ | 5.0 cm | 26℃ (12/12/1958) | -7℃ (12/23/1990) |
こちらより抜粋改変
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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July 20, 2003
ハンティング(Hunting)
ある人に以前、こんなことを言われました。
「日本人は、農耕民族だけれど、アメリカの人達は狩猟民族だね。」
まさにその通りと感じることがよくあります。先日、Manana(また明日)のお話をしましたが、その逆で昨日は、ほとんど憶えていません。良いことも悪いことも忘れてしまう・・・そんな感じです。
例えば、日曜日にガーデンバーベキューに誘われ、日曜日を楽しく過ごしたとします。翌日、その呼んでくれた人に出会ったら、「昨日はありがとうございました。」・・・これは日本人の礼儀のイロハの「イ」ですね。
ところが、こういう挨拶はアメリカでは一般的ではありません。昨日楽しかったのならそのときにお礼を言って帰る。お礼を言ったなら、そこでその事は終わりと考えているようで、昨日はありがとう・・・とやると相手がきょとんとすることがあります。ましてや、先週は・・・とか、先日は・・・などと間が空くと全く憶えていないこともあったりして、ちょっとした事件になります。笑
農耕民族である日本人は、今日だけでは農作の結果がでませんし、自分一人では作物を育てられない。だから、周りとの協調や時間的に長い範囲を同時に取り扱います。
一方、狩猟民族では、ハンティングするのは基本的に個人。どの山に得物を取りに行くかは、本人の決断で、その結果は個人が負うことになります。昨日とれた山は、今日得物がいる保証は無い。
この両方のコントラストが、上の話をうまく説明していると思うのですが、如何でしょうか?
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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July 18, 2003
サングラス(Sunglass)
日本人を初めとする東洋人は、黒、または茶色の瞳を持つので、ブルーやグリーンなどの瞳の白人系の人よりまぶしさに強いようです。
アメリカでは、明るい光に弱い眼を守るために、色々なサングラス(sunglass)が売られています。大人のモデルだと昨今の日本でも様々なものが手にはいると思いますが、子供用のものはどうでしょうか?
真夏にモール(mall、ショッピングセンター)に出かけると、ベビーカー(stroller)に乗った赤ん坊までサングラスをしています。(#赤ちゃんのサングラス姿はかわいいですよ。)
日中は、このように東洋系などの濃い色の瞳は都合がいいのですが、家の中や夜間は、反対です。アメリカの一般的な照明は、いわゆる間接照明(indirect lighting)です。スタンドの明かりもいったん天井(ceil)や壁(wall)にバウンス(bounce)させて室内を照らします。そのため、薄暗く感じるような明かりになります。
手元の照明を持たずに本を読むと目が悪くなると言われるほどの明るさなのですが、これは東洋人から見た明るさで、色の薄い瞳を持つ人にとっては丁度いい明るさみたいです。
日本の人だと瞳の色(eye color)が濃いので、色つきのコンタクトレンズをしていても、他の人から見た目の色には、変化がありませんが、色の薄い瞳の人が自分の瞳の色を変える目的でするコンタクトレンズは一つのファッション(fashion)です。
ブルーやグリーンと言った既存の色の変換のみならず、オレンジやピンク、パープルなどといった天然でない色もあります。宣伝で見るほどはっきりと色の変わった人を見たことはありませんが、こういう外見に加える変化に対して、寛容なのもアメリカの国民性のような気がします。
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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July 17, 2003
バスルーム(Bathroom)
アメリカのお風呂は、ご存じのように浅いバスタブ(tub)です。日本のようにつかるという感じにはなりません。また、多くの場合、お湯を溜めてつからずにシャワーで済ますことになります。
というのは、アメリカのお風呂では水を張って焚くことができません。ホテルなどと同じように熱い湯を入れて温度をあげる・・・そういう仕組みです。
日本では風呂桶の外に必ず洗い場があり、そこで体を洗い流します。アメリカだとそういう洗い場がありません。従って、お風呂に入ったその湯船のお湯を流し、そこで洗う(または、湯船の中で洗う)ことになります。
もし、家族全員が湯につかろうとすると、誰かが入るたびにお湯を張り替えなければなりません。標準的な家庭の給湯システムだとバスタブ1回分のお湯を入れると体を洗うときに冬場だと冷たく感じるような湯しか出てこない程度の能力しかありません。したがって、寒い冬ほど、つかることができないことになります。
面白いもので、シャワーの生活になれると、それまでつかっていないと満足感がなかったのが、そんなものかと体がなれてきます。それでも、時々はつかりたいと思うこともあるのですが、ずぼらな性格は、まあいいかと妥協しています。
そうして、シャワーだけで何ヶ月も過ごしていると、たまに日本式のお風呂にはいるとちょっとした発見があります。まず最初に、水圧を感じるのです。子供の時から当たり前のようにつかっていた湯船は、実は心臓への負担のあるものとお医者さんが言われることを実感できます。
次に、その水圧でとても疲れます。サウナ風呂に入ってたっぷりと汗をかくと体が軽くなった感じと共にちょっとした疲労感を感じますが、そういう心地よい感じの疲労感ではなくて、なにかどっしりとした重い疲労感です。
最後に、1年ぶりなどで湯船につかると毎日シャワーを浴びていても、つかって(汗をかいて)から洗うというのと随分汚れ落ちが違うようで、最初のお風呂はとんでもない状態になります。笑 2回目からはそんなことはないのですが、年末によく今年のすす払いみたいなことを放送していますが、まあ、あんな感じのお風呂になります。(^^);
シリコンバレーでは乾燥していることもあり、また、昼間はビルディングの中にいることが多いので、真夏でもほとんど汗をかきません。そのおかげでこんな生活でもまあ何とか過ごせますが、東海岸などの湿度のある夏の地域の日系の方はどうやってしのいでいるのか、ちょっと興味があります。
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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July 16, 2003
ビッグ(Big)
アメリカの人は、bigが大好きです。大きいものと小さいものと両方あると必ず大きいものを取ります。もちろん、個人差はあるはずですが、大きいものに惹かれるようです。
子供の頃は、アメリカの人は身体が大きいとのイメージを持っていましたが、カリフォルニアの人種のるつぼに住んでいると、大きい人もいるけれど、そうでない人も結構いるという感じがします。
でも、ものの作りは大きい。
例えば家。家に入る扉からして日本のものより一回り大きいです。部屋もそれぞれが大きい。庭(yard)などは、土地の問題ですから、これは別にしても、車(car、vehicle)が大きいからガレージ(garage)も大きく・・・。
初めてに日本から渡ってきたときに広々とした家というイメージでした。
ところが・・・実際に家具(furniture)を置くと、ベッド(bed)もソファ(sofa)も食卓(dining table)も食器棚(cupboard、kitchen cabinet)もみんな大きいので、大作りの部屋が丁度良くなってしまいました。
それでも、天井が日本の家より高いので、その分何となく余裕があるように感じます。でもそれほど大きく感じていないのは、見慣れてしまったこともあるだろうと思います。
家という局部でもアメリカは日本より大きめですが、土地となると日本とは全く違った概念になります。
質問!カリフォルニア州のサイズ(面積)は、日本の
1.四国と同じぐらい
2.九州と同じぐらい
3.北海道と同じぐらい
4.本州と同じぐらい
のどれでしょうか?(*1に解答)
面積もだけでなく南北距離でも相当なのです。カリフォルニアの北から南までドライブすると1200kmほどになります。この距離は、日本の本州の北、青森から出発して東京どころか、名古屋、大阪を越えて中国地方位までの距離に相当します。(直線距離として)
以前、日本の方からTELが掛かってきて、こんなことがありました。
「済みません、ロスに明日着くので○○さんに迎えに来て頂けませんでしょうか?」
○○さんはその時、オレゴン州のポートランドの近くに住んでいました。
「あの~、ポートランドから、LAまでは”飛行機で3時間”かかる距離ですが・・・。」
(ちなみに沖縄~北海道は2時間ほどです。)
「えっ、そうですか・・・。困ったな~~。・・・今、同じカリフォルニアにおられますね。お手数ですが代わりに来て頂けますか?」
「申し訳ないですが、私の所からでも”飛行機に乗ってる時間だけでも1時間ほど”かかるのですが・・。」(1時間=東京~北海道or九州)
日本では普通は、東京に着くお客さんを北海道から迎えには行かないですね。笑
ましてや、シンガポールやサイパンに着く人を東京から迎えに行くわけがない。
日本からだと同じ県内なら、普通は1,2時間のドライブかもしれませんが、アメリカの州は、フリーウェーで100km以上で走って、端から端まで1日かかる州がいくつもあります。アメリカの地図の紙の大きさが日本のものと同じでも現実の大きさは何倍、時には10倍以上にもなります。
普段は忘れていますが、たまに長距離を移動するとやっぱりアメリカは大きいです!!
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*1:問題の正解は、1から4のどれでもなく、本州のおよそ1.8倍です。
カリフォルニアの面積の情報
こちら
155973 square mile = 403,968 square kilometer
日本の島の面積の情報
こちら
本州 227,942
北海道 77,981
九州 36,731
四国 18,297
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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July 15, 2003
あした(Manana)
manana(マニヤーナ)は、スペイン語で明日という意味です。
メキシコでは、スペイン語が第1言語ですが、仕事を頼むと"manana"と言う返事がとても多いとか。「これ、やってくれるかな?」「OK,じゃあ明日に」てな具合です。
次の日、頼んでおいたことができたかと思い、見に行くとまた今日は忙しいから"manana"。
これが転じて、"manana"自身が「そのうちに」という意味のスラングになっています。
先日もお話ししたように、アメリカではかなりの人がスペイン語を理解できます。また、中学校や高校でも選択科目でスペイン語を取ることもできるので、mananaレベルだと誰でも知っている範疇に入るのだろうと思います。
アメリカで仕事をしていると、mananaではないですが、「忙しいから、明日にでも」という返事に時々出くわします。これもmananaと同じような意味合いで、言葉の裏には「俺はその仕事をしたくない」という気持ちが見え隠れしています。
英語は、直接的と言われますが、それなりに婉曲な表現とか、暗喩があります。「明日にでも」は場合によってはそう言う意味で使われています。ところが、知らないと、「明日すると言ったのにやっていない」などと気分を害さなくてはいけません。
最初にやんわりと断られたことが判れば、最初の段階でネゴ(Negotiation)ができたはずですが、「何でやっていないんだ」と次の日になって言った後では、相手もへそを曲げてしまうとしたものです。
こうやって書いていると私は判っているようですが、難しいんですねこれが・・。(^^);
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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July 05, 2003
ガール(Girl)
スラングと言うほどでもないのですが、girlは、女性達が好んで使う自分たちを差す言葉です。
中学校の教科書的にだと
girl
━ 名詞; 少女, 女の子; (未婚の)若い女性; 娘・・・
と言う感じだと思うのですが、実際にアメリカで使われているのはちょっと違う感じです。例えば女の子達を呼ぶのに使われる"Hey, girls!"というのに使える対象の女の子(?)の年齢が上限がないのです。既婚でも50歳でも100歳でも使えます。たぶん・・。(^^); ただ、砕けているので余り目上や立場の上位にある人に向けて使うとまずいかもしれません。
"That's a girl's stuff."(ありゃ、女の子の事だね。)とあっても、本当に子供の女の子の事、例えばままごととか可愛らしいキャラクターもののアイテムなどのことに限らず、貴金属や宝飾品などの大人の女性向けのものでも同様に使われます。
感覚的には、Ladyだと改まった時か、ちょっとキザな感じ。Womanは大人を強調したいときもしくは普通に女性。Girlは、言葉は女の子なんだけれど大人になってもそう言っていたいとき・・そんな感じでしょうか・・・。
ところでgirl's roomは、ご存じですか?
簡単に想像できますね。お察しのようにこれは女性用のおトイレのことです。男性用だったらboy's room。この言い方も砕けているので、借りたくて尋ねるときにはmen's/lady's roomか、最も一般的な言い方bathroomが、普通の表現になります。(*1)
日本で比較的よく見かけるW.C.(water closet)は英国風なのでlavatoryと共にアメリカではほとんど表記、口語ともに使われません。(*2)
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*1:アメリカの家庭ではお風呂とトイレはほとんど一緒にあるからだと思います。住宅の広告を見ると、2 bathroomsとか4 bathroomsと書いてあります。でも、時には3.5 bathroomsなどというのもあります。(^^)
この0.5 bathroomsはなんだと思いますか?
実は、湯船(bathtub)のないシャワールーム(ルームというよりスペース)のことでおトイレ+シャワーがかかれる部屋という意味です。
*2:もっとも一般的な表記は、多分MenとLadiesまたはWomenです。おトイレの扉に丸いプレートが貼り付けられ、その上に書かれています。日本だと、丁度、お風呂屋さんの入り口のような感じですね。
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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July 02, 2003
イージー(Easy)
あまりにも一般的に使われているのに、日本では、少なくとも学校英語で習わないのがeasyです。easy・・・そんなの知ってるよ!!って言われそうですが、私はアメリカに来て、友達の家に行くまで気づきませんでした。
さて、どういう意味だと思いますか?”簡単”、”たやすい”・・・これらだと中学校1年生の早々に登場するものですが、もちろんこういう意味ではありません。では、場面でお話しします・・・
友達の家に遊びに行ったとき、NicoleとElizabethの姉妹がひょんなことから家の中でちょっとエキサイト。Laura(母親)は、ちらちらと彼女たちを気にしています。姉のNicleに言い負かされそうになった負けん気の強い妹のElizabethは、手の方が出そうになります。当然、Nicoleは、いつものようにその手には乗らないよとばかりに脱兎のごとく現場を退散!!Elizabethは、追いかける。ドタドタと響く駆ける音が近づいて来ました。私達の目の前にNicole達が・・・そこで、Lauraが大声で"Easy! Easy!!"(*1)
ってな感じです。日本語だと「いい加減にしなさい!」のイメージです。なぜ、"easy"なのかは判りませんが(*2)、ファミリーもののTVドラマでも映画でもしっかり見ていると結構頻出しています。ぼそっと一言、言い切りのことが多いので、ぼんやり見ていると気づきにくいかもしれません。(ボォーッと見ているのは私だけ?(^^);)
やんちゃな子供が何かをしでかしているとき、それを止めるのにお母さん達は"Easy!"、公園なんかに行くと耳にすることがよくあります。
でも、全然知らない他人の子供に言うのは聞いたことが無いので、きっと親密な関係でないと使えない内輪用の言葉のようです。そんなこともあって学校英語には無いのかもしれませんね。
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*1:音的には、easy! EEEEEasy!!です。判りますか?お母さんもエキサイトすると"E"へのアクセントが強くなるんです。(^^)
*2:辞書を引いてみるとこちらに
ad. たやすく; 楽に, のんきに; ゆっくり
Easy! そうっと, 気をつけて(動けなど)
というのが 、ありました。確かに「気をつけて!」とか「ゆっくりと落ち着いて!」というのが原義なのかもしれませんし、「気をつけて」の意味はよく使われます。
でも、感覚的には(場面、口調、表情からは)やっぱり「(あなた達、)いい加減にしなさい!」がピッタリしますね。笑
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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June 30, 2003
野火(Wildfire)
暑い日が続いていましたが、今日はうってかわって過ごしやすい1日でした。
環境がよくなると眠たくなる・・・ほとほと怠惰な人間です。(^^);
さて、この暑い夏、特にアメリカの西側では、乾燥しているので自然発生する火事が起こります。(主に雷。fire by lightning)また、サマーキャンプなどでの人の火の不始末からも火は起こります。(fire by human)これがなかなかの難物です。
いったん森で火事が起こると想像を絶する火になります。写真でしか見たことはありませんが、火の滝のように見える火災が、町のバックになっている・・・そんな写真が新聞に掲載されることがあります。大きな火は、wildfireと呼ばれ、年間に日本の四国の半分から多い年だと2倍程度をこういう火災で焼失しているそうです。(*1)
統計を見ると、1960年代までは消火方法の向上か、火災に対する人の意識の向上からか、焼失面積が減少しているのですが、70年代以降はさほどその数字に大きな変化がありません。現代の創意工夫を凝らしても、その発生と消火(extinguish)を大きく変えることができないということなのだと思われます。
恐ろしい火は、いったんある程度以上の大きさに広がると、ほとんど消すことができない状態になり、自然任せの鎮火を待つだけ。自宅に迫り来る火に呆然とする人も新聞で時々紹介されます。トレーラーハウスで無い限り、いくらホースなどで消火していても火に飲み込まれてしまうようです。丁度、火山(volcano)の噴火で流れ来る溶岩(lava)のような止めようのない魔の手なのです。
大きい火事は、何週間も燃えることがありますが、取りあえず消し止められた小さいものもよく起こるようです。フリーウェイを走っていると、路肩が枯れ草で広がっていますが、夏の終わり頃には、あちこちで焼けて黒くなっています。山も木がほとんどなく草で覆われた山がほとんどなので、山の色がある日変わっていたりすることもあります。乾燥していて、風も強く、気温も高い。そんなことが、こういう火事を助長しているようです。
こんな、状態なので、ほとんどの市町村では、花火(firework)の販売・使用を禁止しています。来週の7月4日の独立記念日や、1月1日の新年では必ずあちこちで打ち上げと仕掛け花火が催されますが、手で持つタイプの花火は一切見かけることができません。
日本の夏の風物詩、線香花火がちょっぴり懐かしい・・・そんな夏がやってきました。
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*1:こちらにアメリカのwildfireの統計があります。(四国の面積:18788km2=4,642,615 acre、2002年の焼失面積6,937,584acre・・・四国の1.5倍)
シベリアの森林ではもっと広い面積が燃えているようです。また、アマゾン流域でも相当な量のようです。
wildfireの写真は、こちらからたどって下さい。いくらでもwebにあります。
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June 22, 2003
バス(Bus)
古い映画を見るとGreyhoundの長距離バスに乗って、町から町へ移動する主人公などが描かれていますが、今でもこのGreyhoundは走っています。日本に比べると広大な土地を持つ国なので、日本のような優れた電車網がありませんから、この長距離バスは安価な移動手段として大きな存在意義があったのだと思います。
それがいつの間にか、主役の座を飛行機にとって変わられています。昨今の飛行機会社は、倒産寸前のようですが、大きなアメリカ大陸を移動するには不可欠なツールです。想像してみてください。日本で在来線と車しかない状況を。東京-大阪でも最低6時間。東京-北海道なら半日以上。突然日本列島が広くなりますね。アメリカで同じ事をすると日単位の移動時間になります。
アメリカでは飛行機を使っても、東西に飛ぶと6時間近くかかります。南北だと3時間ほどです。ハブ(hub)とされるサンフランシスコ(San Fransico)、ロスサンジェルス(Los Angels)、デンバー(Denver)、シカゴ(Chicago)、ニューヨーク(New York、 JFK)、ワシントンDC(Washington DC)、アトランタ(Atlanta)などを中心に全米中にクモの巣を張り巡らしたような航空連絡網が整備されています。
このハブ間を飛ぶときは、大きな飛行機が多く便数も多いのですが、その先の地方空港へのコミューター便(commuter)は、便数が限られたり、小さな飛行機を使っています。どのぐらい小さいかというと、機内は2列座席でまっすぐ立てず背中を折り曲げて歩かなければならず、場合によっては、バランスを合わせるために席を替わらなければならない程度です。セスナよりは大きいですが、プロペラでジェット機に比べれば低空をゆっくりと飛びます。天候の悪いときだと飛行機が横滑りしたりして、かなり迫力を感じる乗り物です。
同じコミューター便でも、沢山の人が行き来するところ、例えば西海岸だとロスサンジェルスとラスベガスなどは、シャトル便(shuttle)と呼ばれ、少し大きく100人乗りほどジェット機で1,2時間おきに飛行機が飛んでいます。この線は日本の観光客の方が多いので、半分以上が日本人などと言うこともある線ですが、同じようなものがポートランド、サンフランシスコなどとを行き来しています。このタイプの飛行機は、国際線などで感じさせられる飛行機というイメージより、むしろバスの方がかなり近いと思います。
中には、サウスウエストの機体のように、座席が長いすで向き合いのものまであり、これなどはへたったソファーのような椅子なので、まさにバスです。航空不況の中、サウスウエストを絶賛する日本の記事を見たことがありますが、実際に飛行機を乗って書いたのでしょうか?何か、勘違いしてるように思います。(たとえばこちらの書評)
世界ではこういう飛行機はいくらでも飛んでいますが、日本にはありません。なぜないか
?それを理解せず語るのは、一般のアメリカの人が日本の着物の素晴らしさを語っているようなものですね。(^^)
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=補足=
アメリカにはサウスウエスト式のサービスはいくらでもあります。マクドナルドやタコベル、KFCなどのファーストフード、食材や日用品、おもちゃ、果ては拳銃の弾まで、廉価を追求した商品やサービスは、アメリカのビジネスの基本です。でも、日本の廉価とはちがうんですね。日本人の感性と違いますよ。トイザらスやコストコがお近くにあるなら行ってみてください。きっと、発見があります。無い人は、折りをみてアメリカまでどうぞ。生には生のわかりやすさがありますから。(^^);
反対に対極のビジネスもあります。ティファニー、ラスベガス、オーガスタ、ビバリーヒルズ、PBクラブ・・・。こちらのタイプは、日本にも古くから有りますね。
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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June 18, 2003
天の川(Milky way)
星にまつわるギリシア神話(Greek myths)には、色々な教訓めいた話や悲しい話などがありますが、Milky Way(天の川)のお話は、ほのぼのとしたお話です。ゼウス(Zeus)とヘラ(Hera)の子、ヘラクレス(Hercules)に、ヘラが与えようとした乳がほとばしり、それが天に散って天の川ができたというものです。
今の人で天の川が星の集団であることを知らない人は、あまりいないと思いますが、ギリシア神話ができた当時のような天の川は、日本やアメリカの都会では、全く見ることができなくなっています。
地球の周り(大気圏)には、チリが飛散(disperse)しています。そのため、光が散乱するために夜空自体に明るさがあります。真っ黒にみえる夜空ですが、都会だとぼんやりと明るさがあるのです。そのため、本来なら6等級まで見えるとされる星が、4等級、場合によっては2,3等級までしか見えなくなります。
美しい天の川を見るには、できるだけ暗い星まで見える必要があります。暗い星が見える環境であればあるほど、淡く広がった天の川のベール(veil)のような姿が見えてきます。
(こちらには、現状を悲観的に書いています。)もやもや感のある天の川の姿を見るとMilky Wayの名前になるほどと思わされます。
またこちらには、夜の暗さマップがあります。凄いですね!!日本は燦然と輝いています。「日本!」と主張していますね。(^^) ちょっと、学術的な絵がこの写真の難点ですが・・・。
有名なNASAのこちらのマップでも、日本は、他の国々と共に美しく描き出されてしまっています。こちらのマップの美しさは秀逸ですね。芸術的です。言葉では書き表せないのでぜひ、リンク先を見てください。
(日本の反対側にあるハワイの4島、そして南北に冷たく広がる南極(Antarctica;大陸、south pole)と北極(north pole)もお見逃しなく。)
ところでヘラやヘラクレス達は、こういう美しい地球の姿を久遠の昔に眺めていたのでしょうか?
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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June 17, 2003
コーク(Coke)
Cokeとはアメリカで定番のみもの、Cola Colaですね。反アメリカの立場をとる国では、アメリカ文化の象徴としてあの赤字に白のロゴをとらまえているようです。
さて、Coca Colaの語源をご存じでしょうか?コカは、コカイン(cocaine)が含まれる葉を持つコカの木のコカ、コーラの方も、カフェイン(caffeine)たっぷりのコーラナッツを結実するコーラという植物(plant)からが由来だそうです。どちらもアルカロイド(alkaloid)と呼ばれる化学物質で、コカインは、ご存じのようにヘロイン(heroin)と共に麻薬(drug)として使用を禁じられています。
19世紀のころ(その時代からCoca Colaはあったそうです)は、本当にコカやコーラナッツ(コーラの実)からの抽出物が入っていたようですが、法律で利用が禁じられてからコカはなくなり、現在ではコーラの方は香りつけ程度にしか使わず、実際は安価な合成のカフェインが加えられているようです。
このコーラ、成分が変遷しているとは言っても、砂糖とカフェインの組み合わせは、常習性をもたせることができるようです。そのためか、アメリカの人は大量のコーラを求めています。どのぐらい大量かというと、映画館のコップサイズが、一番小さいものが32ozで一番大きいものが64ozであることからわかると思います。ちなみに32ozをリットルに直すと960ml、64ozは1920mlです。このコーク(coke)を片手に、反対の手にはバケツほどのポップコーンを持って、お目当ての映画の部屋に入っていきます。
レストランでも太るのを気にしてダイエットコーク(diet coke)と言いながら、16ozのグラスで3,4杯飲んでいるのを見かけます。多くの場合、レストランではリフィル(refill)はただなのです。(*1)
まあ、カロリーはないから太るのには寄与しなくても、身体には悪そうですね。それからピザ(pizza)、バーガー(hamburger)またはホットドッグ(hot dog)とコークはアメリカの定番中の定番です。脂っこいこれらにコークは良く合います。それでまたついつい沢山食べて、飲んでしまうことになるのですが・・・。(^^);
これだけ、大量に消費されるコーラは、面白い値段の特性があります。
もし、スーパー(grocery)で買うと、2Lのボトルが$1~1.5ぐらい。350mlの24本入りのケース(8.4L)が、$4~5です。これを自販機(vending machine)で買うと、16ozボトルが$1程度にとスーパーの値段の4倍ちかくに。そして、これを映画館(cinema)やレストラン(restaurant)で頼むと$2~4とさらに4倍になったりします。
同じ品物がこれほどの値段差になるなんて、考えてみたら面白いですね。
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*1:リフィル(おかわり)は、Soda(炭酸系の飲み物)、Iced TeaとRegular coffeeだとレストランでは無料です。他に、ディッシュの横にでてくるパンもおかわり無料です。
このパンが、なかなか美味しいのですが、おかわりをするとメインが食べられなくなるのでご注意を。(^^)
なお、エスプレッソ(espresso)とかフレッシュジュースのリフィルは、まるまるチャージ(charge)されることが多いです。後でビル(bill、明細)をみて驚かないように。(^)
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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June 16, 2003
アーティチョーク(Artichoke)
Artichoke(アーティチョーク)をご存じでしょうか?
アーティチョークは、ちょっとグロテスクな感じの野菜です。実際に食する部分は、花のつぼみで、大きなものになると大人の握り拳3つ分ぐらいの大きさになります。(こちらに写真)
イタリア料理では、フライ(deep fry)にすることもあるようですが、一般には茹でるか蒸して調理(steam)することが多いと思います。我が家では、友人に教えられた”蒸してマヨネーズで”の一本槍です。なんと言っても、調理が簡単。蒸しの時間は大きさで変わりますが、握り拳2つ大の普通サイズだと45分程度です。
実際に食べる部分は、萼(がく)や花弁の肉厚部分と花びらやおしべめしべの密集する部分の台座(heart of artichoke)です。一枚一枚、この萼と花弁をはずしていく作業は、最初は結構楽しい作業です。花びらは、ゆうに100枚はあるかという枚数なので、後半になってくると段々めんどくさくなってきます。
味の方は単純に蒸しただけでも、少し塩味のある味がします。萼や花弁部分は、少し青臭い独特の味ですが、台座部分はほっこりとした栗のような味がします。これは蒸した我が家の味であって、一般にレストランで出てくるサラダの入っているものやピザの上に乗ってくるものは、水ゆでにして少し酢漬けにしてあるのか、酸味があります。そういえば、グロッサリーには瓶入りのものも売られていますね。
私の住むところから南に車で1時間ほど走ると、このアーティチョークの広大な畑があります。畑の反対の端が見えない、それほどの大きな畑です。隣には、ベリー畑(berry farm)などもあります。これだけの広大な畑にもかかわらず、アーティチョークやストロベリーなどは手摘みでしか収穫ができません。そのため、多くの人(ぱっとみて100人単位)が、朝から農作業をしているようです。畑を見ると作業する近くに簡易移動式のトイレまで設置されています。この人たちの作業は午前中は見ることができますが、午後はありません。そう、毎日が半ドンです。(午後だと翌日の配送に間に合わないのかも・・・。)
他には、全米の過半数量を生産しているというガーリック(garlic)などがあります。今頃を過ぎるあたりから、ガーリックが生長するためか、町の近くを車で走っていてもその臭いがしてくるほどです。その生産の中心地Gilroyでは、年に一回ガーリックフェスティバルが開かれ、ガーリックづくしのお料理が食べられるそうです。聞いた話によれば、アイスクリームまであるとか・・・。
ガーリック(にんにく)といえば、韓国のお料理を思い浮かべる人も多いと思いますが、実際に世界で一番一人あたりの消費が多いのはイタリアだそうです。確かにイタリア料理には必ずと言っていいほどニンニクが入っていますね。そういえば、知り合いの韓国系の人が「○○さんはイタリア系だからニンニクをよく食べる」と言ったときに、えっそうなんだとちょっとした驚きでした。やっぱり、私にもキムチとコリアンBBQのイメージが強かったんです。(^^)
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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June 14, 2003
ギズモ(Gizmo)
ギズモってご存じですか?映画グレムリン(Gremlins(*1))に出てくる・・・いえいえちょっと違います。綴りはどちらもgizmoですが、今回のテーマのギズモとは、ちょっとした機械仕掛けの小物を指す方です。
日本は、ハイテクギズモの生まれ故郷です。携帯電話(cell phone)、PDA(personal data assistance)、ノートパソコン(LapTop PC)、MP3ウォークマン、デジタルビデオカメラ(digital handy camcorder)・・・こういう感じです。沢山ありますね。
世界中に広まる前にまず日本で始まる。ようやく、いつでも自分が一番と思ってるアメリカの人の中にも日本が最初を理解するような人が見かけるようになってきました。私の感覚では、携帯電話は2年、PDAは半年~1年、ノートPCは2年などと、日本での新発売からアメリカの方に入ってくるまで時間がかかっているように思います。(*2)
一点豪華主義と言う言葉が日本にありましたが、今でもそう言う傾向はあるのではないでしょうか?最低限の用途を満たす商品よりは、少しでも先まで使えるようにと少なくとも真ん中より上、できることなら最上位機種を求める姿勢は、余り変わっていないように思います。
開発されたハイテクギズモ達は、まず日本の市場でその力を試され、ある程度のまとまった量産ができるようになると欧米の市場に流れていく、ここ10年ほどはそう言う流れが続いていたと思います。そう言う意味で、景気がどうこうということに関わらず、こういうものが日本市場で試されなくなるほどの環境になってしまうと、世界中のハイテクの進展に影響を与えそうな、そんな感じすら受けます。
私は、割とこういう小物が好きですが、昨今の多機能というものには食指が動きません。もっとシンプルで、それでいてニヤリとできるような、そういうシンプルの美しさのあるような品物が好きです。複合化してゴチャゴチャにするのが日本の電子機器の特徴ですが、たまには性能は2の次にして、形や色にこだわった長く持ちたいと思う品物が出て欲しいものです。
今、書いていて昔の腕時計に組み込まれた電卓を思い出しました。私の記憶が正しければ、余りにも小さいボタンを押すために、シャーペンから太い芯を長めに出したようなものがついていたように思います。開発者はきっと利便性のために小型化したはずだったと思うのですが・・・。
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*1:ご存じない方、思い出したい方には、こちらにお試し映像があります。(18MBあるのでブロードバンド必須です)解説の方の発音はとても聞きやすく、俳優さん達も簡単なセリフしかありませんから、ヒアリングにもいいかもしれません。1984年Steven Spielbergの作品です。
*2:実際は世界同時で発売されていることが多いのですが、アメリカのマーケットと日本のマーケットの購買行動が違うために、販売店も余り新製品の割高商品を取り扱っていません。それらが、こなれた値段になるまでの時間とお考え下さい。
Posted by skydaddy at 12:00 AM
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June 11, 2003
フリー(Free)
その昔、私はフリー(free)とは、自由のみを意味すると覚えていました。
「フリーハンドで描きなさい。」と言われたら、定規などを使わずにざっと好きなように書く。そんなイメージです。フリードリンクと書いてあるとタダを意味して自由に飲んでいいとか、フリーチケットなどと言う言い方をしていました。
だから、最初にSmoking Freeと言われたときに、なんとなくFree Smokingのイメージをしていました。でも、禁煙ってことはすぐに周りを見れば判りますから、???、どうしてだろうとなっていたのです。
これは、私の感覚は間違っていたんですね。フリーというのは、「~がない、~なしに」というニュアンスのようです。フリーハンドとは「道具なしに」、フリードリンクは「費用がない(不要)」だったんです。
日本語ではフリーが前に来ますが、実際、英語では後ろになっていることが多いように思います。(*1)例えば、smoking freeやbarrier free、hands free(*2)・・・って感じです。逆に後ろに来るときは、for freeというのが一般的に思います。このときのFreeはタダのイメージですね。
アメリカのグロッサリーストア(grocery store、スーパーマーケット)では、割引感を出すために"Buy one get one for free"(1つ買えば、2つ目はタダ)などというのをよくやっています。卵18個パックのBuy One Get One...は、まあまあ、日持ちがするので使い切れますが、1ガロンの牛乳は、かなり難しいです。アメリカの牛乳は日本と殺菌の基準が違うのか、冷蔵庫に入れていても2,3日