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November 25, 2004
サンクスギビングデー(Thanksgiving Day)
アメリカでは、毎年11月の第4木曜日がサンクスギビングデーの祝日です。日本語では感謝祭とも訳されるこの日は、その名の通り今年一年の恵みに対して感謝の念を表す行事のようです。多くのアメリカの祝日は、商店やレストランが閉まらずに開いているのですが、この日とクリスマスだけは、どこのお店も開いていません。
この日の定番の食事は、七面鳥(ターキー)のロースト。最近車の中で聞いたラジオのCMでは、アメリカの人は年間18ポンドほどのターキーを食べるようですが、この日はおよそ1.5ポンドの消費だそうです。ロースとしたターキーは、グレービーと呼ばれるソースをかけて食べます。サンクスギビングの当日食べきれなかったものは、翌日のサンドイッチの具になります。
ターキーは、鶏よりかなり大きな鳥です。鶏の場合、5~6ポンドで普通は10ポンドを越えることはありませんが、ターキーだと若鳥でも10ポンド前後、大きく育ったものは20ポンドを超える大きさになります。味の方は、鶏より淡泊で、良質のものはそれほど感じさせられませんが、スーパーで大量に売られる安価なものはちょっと臭みがあります。
大量消費の国、アメリカですから、シーズン中はかなり安価になります。どのくらい安いかというと15ポンドクラスが$10ほどで手に入ります。(※1)15ポンドから骨を引いても、日本の方なら10人で食べきれない量だと思います。
ローストは、比較的低温でじっくりと焼き上げるので、大きいものほど時間がかかります。大体、1ポンドあたり20分ですから我が家で食べる10ポンドクラスだと3~4時間、大物の25ポンドになると8時間以上もかかります。だから、夕餉に間に合わせるために多くの家庭では朝から焼き始めることになります。
・・・ところが、このターキー、普通は近くに流通が無い場合は、冷凍物しか手に入りません。冷凍物は焼く前に解凍するのですが、これも大きなものになるほど時間がかかります。大物だと一晩ではとても解凍しきれません。数日かかります。急ぐ場合は、水につける窮余の策がありますが、味が落ちるので余りお薦めの方法ではないようです。小物でも水につけても数時間、解凍にかかりますからね。焼くことには手間がかかりませんが、結構長丁場の料理です。(※2)
以前、このサンクスギビングの夕餉に友人にお呼ばれしたことがあります。クリスチャンにとっては、宗教行事の一つでもあるので、その宗派によってやりかたがあるようですが、私が友人は、食事の前にテーブルに座った全員で手を繋いでその日の代表者が神に感謝の言葉を言って、それから食事のスタイルでした。
テーブルには、真っ白のクロスと真っ赤なナフキン、そして食事が白磁のお皿に盛りつけられ、横には銀のフォークとナイフ。そして、ワイングラスに映ったキャンドルライトが揺らいでいました。ダイニングは、キャンドルライトだけの明かりなのでちょっと暗い感じはありますが、光の色がとても暖かくなかなかロマンティックな演出でした。
メインディッシュはもちろんローストターキー。その家の主が、目の前で切り分けてみんなのお皿に入れてくれます。胸肉は白く、もも肉は赤っぽい色をしています。好みに応じて自分の希望を言うとそれを入れてくれます。
ところで、この切り分け作業ですが、英語ではなんというでしょうか?
実はカービングと言います。サンクスギビングの一月ほど前のハロウィーンでパンプキンのジャック・オー・ランタンを作りますが、その加工作業もカービング、同じなんです。
ちょっと、私には可笑しく感じる言葉遣いです。
※1 全米トップクラスの物価高のベイエリアでの参考値です。地方へ行くと2~3割以上は物価が下がります。
※2 調理方法に興味があるのでしたら、インターネットに沢山でています。例えば、こちらやこちらなど。
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turkey: 七面鳥
pound: ポンド(453gなので大体半分(の1割引)にしたらkgです。)
roast: ローストする(オーブンで焼く)
gravy: グレービー(ブイヨンベースのソース。grave(墓)とは関係ありません。(^^))
caurving: 肉の切り分け、彫刻すること
Posted by skydaddy at November 25, 2004 10:39 AM
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