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July 01, 2003
ガン・ホー(Gung Ho)
Gung Hoとは、”work together”という意味の米国海兵隊の標語が語源だそうですが、私は映画を見たのが最初でした。(*1)
当時、アメリカに来る前ということで、多少なりとも英語とアメリカ文化の付け焼き刃(patchy work)をつけていた頃、英会話の授業で見ました。ポイントは、文化の違い。
映画は、杓子定規で軍隊的な日本の会社を笑いネタにしていますが、実際にこれぐらい違って見られているのも事実です。さすがにちょん髷、着物に花魁(おいらん)の国とは思っていませんが、日本食=寿司とか、日本製品=小型・高機能・高価などのイメージは、非常に一般的です。
また、日本の人がイングランド、ウェールズ、アイルランド、スコットランドが別の国ではなくて一つと思っているのと同じぐらい(*2)、日本、台湾、韓国は同一視されています。中国は、冷戦下に「極悪の国」というレッテルをはる教育がなされているので、さすがに別であることは誰でも認識していますが、韓国と日本は限りなく同一です。例えば自動車会社だとToyota、Honda、Nissan、MitsubishiのあとにHudaiやKiaが続く感じです。ToyotaとHondaは別格なので区別が付くと思いますが、それ以外は余り違いがわからないのでは?と思います。
Gung Hoの映画では笑い話としての自動車会社の映像でした。私の知人がToyotaとGMの合弁会社NUMMI(こちら)に勤めていますが、似たような話を聞きました。その彼によるとNUMMIはToyotaが主体でGMはToyotaから色々学ぶ感じで、経営や運営には従の姿勢だそうです。そしてToyotaの人は、朝早く(7時前後)から夜遅く(少なくとも8時以降)まで仕事をしていると言っていました。アメリカの会社だと、8時間のワークタイム以上に仕事をしているのは、ベンチャーの集団かエグゼクティブクラスだけ。普通の雇われ人(サラリーマン)は、基本的に定時に出勤、定時に退社です。
更に彼が目を丸くして私に語ったのは、日本から定期的に来る視察のことです。ある時の視察で、日本から視察に来たToyotaの人が、ヘッドランプの裏側にあった傷(もちろん、取り付けてあるのをはずさないと見えない位置です)に対して部品の交換指示を出していたそうです。彼は、日頃の労働時間といい、見えない位置で性能に一切関係のない傷に対する対処の指示に「理解できないので、お前は日本人としてどう考えるのか?」と聞かれて、「私ならそんなことはさせない。笑」と答えたことがあります。
この話もたった1回の誇張だと思いますが、話は伝わる間に尾ひれがついて膨らみます。
異文化は、知ることも伝えることも難しいですね。
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*1
こちらにレビューがあります。英文ですが・・・(^^);・・・っとこちらに日本語のものがありました。こんな感じです。
*2
アイリッシュ(Irish)の友人に「韓国と日本を同じにして語られると違うといいたいだろ。ブリテンの国々の人も同じなんだよ」とたしなめられたことがあります。でも、国としては一つ・・と今でも私は思うのですが・・。
Posted by skydaddy at July 1, 2003 12:00 AM
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