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June 23, 2003

ガレージセール(Garage Sale)

Garage saleはYard Saleとも言われ、個人の自宅のガレージ前や芝生(lawn)の上でやっている不要品販売のことです。アメリカでは非常に一般的で、引っ越し前(move)とか家の中を整理(clean up)したあとなどに広告(ad)を出したり、大通りから道順(direction)がわかるように、看板(sign)を作ったりしてお客さんを呼び込んでいます。

アメリカでの個人のインターネットオークションへの出品は、このガレージセールの延長線と考えられ、一気に成長できたのはこういう土壌があったからだろうと思われます。

ところが、eBayなどを眺めて(browse)みるとわかるのですが、ガレージセールの品物は千差万別。8割以上がガラクタです。そのため値付けもタダでない程度。稀にある価値のあるものは、正に掘り出し物と言えると思います。友人などはガレージセールのことをゴミ出し前の最後のセレクションと言っています。これがあるから無駄が減ると。

その点、日本人の方のガレージセールは、もの凄い人気があります。理由は、駐在等でこちらに来られて、帰任命令が出たためのガレージセールだからです。そのため、割と新しい使える良い品物が目白押し。だから、お目当てがあるなら始まってから1時間が勝負です。(^^)


アメリカにはもう一つ無駄な廃棄を避けるものがあります。それは寄付(donation)です。寄付と日本語にしてしまうと金銭のイメージが強いように思いますが、donationはどんなものでもOKです。良くあるのが古着、中古車、古い大型家電です。古着やおもちゃなどは、Goodwillというリサイクルシステムで扱われています。

映画Toy Story2で出てくるジェシー(Cowgirl Jessie)が、オーナーだった女の子が成長し、いろいろな古いおもちゃと一緒に段ボール箱に入れられて別れるシーンがあります。その時、置き場として道端のトレーラーが出てきます。あれがGoodwillのトレーラーで、こちらではあちこちのショッピングセンター(mall)やスーパー(Grocery store)の駐車場などに止めてあります。

Goodwillでは、こうやって集められた品物を選別して、店舗で値付けして売っています。売上代金から人件費や店舗の維持費などの必要経費を除いたものが善意の寄付としていろいろな所へ配布されています。


アメリカは、大量消費がなされていますが、一部にはこういうキリスト教から出てきたと思われる分配(sharing)の思想があります。日本のようなお互いに共同体という意識とはまた違ったアメリカらしい相互扶助の方法です。


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=補足=
Sharingは、日本の人にとって分かりにくい概念です。私も時々???ということがあります。小学校の低学年では、sharingという時間(授業)があります。この時のsharingは、自分の持つ知識(knowlege)のsharingで興味のあるものや家にある珍しいものなどを学校に持っていって、みんなの前でそれを紹介・説明するものです。

この授業は、他民族国家のアメリカで、周りの家族(民族)との違いを知ることとそれを理解すること、プレゼンテーション、知識の共有などいろいろな意味合いがあってなかなかのアイディアであると思っています。単一民族国家の日本だと周りの人の持つものや考え方などに余り大きな隔たりがないので、わざわざこのようなことをしなくてもいいのだと思いますが、アメリカではこういうことを子供の成長段階ですることが、相互理解を育てる上で必要なことだと考えられます。

皆が適当な品物を持ち寄って開かれるポットラックパーティー(potluck party)は、アメリカでは非常にポピュラーです。職場仲間との昼食や友人と週末に利用される方法です。このポットラックも飲み物や肉類、サラダなどの割り振りはありますが、値段やそれ以上の詳細は通常ありません。持ち寄る人のできる範囲でということなのです。これもsharingの思想から来ているのだと思います。

Posted by skydaddy at June 23, 2003 12:00 AM
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