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June 15, 2003

父の日(Father's day)

明日は、父の日ですね。アメリカでも父の日はFather's dayとして同じように子供達が「お父さん、いつもありがとう。」ってちょっとした品物とカードを渡しています。こういうアクティビティー(activity)は、学校の教育の一環のようで、年中あるいろいろな○○の日には、子供達は、色んなものを作ったりしてその日の意味を学ぶようです。

学校でこういう事をリードしてくれるのは、小学校だけですから、それ以上の年齢になると自分でなにがしかのことをすることになります。そんな子供達にはいろいろなリソースが用意されています。ウエブでもそういうものを見かけます。例えばこちらには、カードの例とそれをよりよいものにするための方法などが書かれています。

こういう簡単なものを作ること(企画~制作/製作)などのひとかたまりをprojectと言います。日本語のプロジェクトというと、結構大がかりな何十人、時には数万人が関わって成し遂げる大規模なものを指しますが、英語では1人で1週間程度のことでもプロジェクトと言います。


日本では、母の日というとカーネーション(carnation)が定番ですが、アメリカでもそのようです。一方、父の日には両国とも定番が存在しませんね。アメリカの学校で教えられるベースには、キリスト教に関するものがふんだんに入っています。そう言う意味で、色々とプレゼントをする習慣が学校の活動からも身に付くようです。(もちろん、学校や生活している地域により差はかなりあります。)

また、アメリカの歴史から来るのか、アメリカの人は日本の人より物に対する執着が薄いように思います。大陸開拓時代、移動できる持ち物だけが全ての物的財産であった時代の意識をまだ残している・・そんな感じを受けます。また、ベビーブーマー(50年代~60年代生まれ)の世代は、成長期がアメリカの成長期に重なるため、使い捨てや飽食といったキーワードに密接に関わる生活習慣があります。


頻繁にプレゼントなどをする習慣は、経済的に大変であろうとと思われるかも知れませんが、多くの人がプレゼントをするのでギフト関係の需要が全然日本のそれと違います。だから、品物も安価に色々とあるのです。また、使い捨ての生活習慣は、こういうものでも割と使い捨て感覚です。もちろん、大切な人への贈り物は、日本同様に中身に工夫がありますし、貰った方もそうそう捨てたりしませんが、子供の誕生日のプレゼント、○○デーのギフトなどだと、適当に使ったら捨てるが基本のようです。

日本では馴染まない考え方ですが、全てがそうなっていると そう言うものかと感じてきます。特に$10以下の子供のおもちゃは、なかなか合理的です。子供のおもちゃなどはじきに壊れたり、一部が無くなったりするものです。割高なおもちゃだと、そのために子供をしかったり、無くなったものを探したり、壊れた部分を修理する時間が必要になってきます。

ところが、安価なおもちゃだと、そう言う部分をなくすことができます。安価なので今一度買い与えることもできますし、探したり修理する時間の浪費を避けることもできます。
子供にものの大切さを教えることは重要な人間教育の一つですが、不必要に過度な部分をアメリカ式に避けるのは、親子にとってよりいい関係を作り上げる時間を生み出してくれる可能性があるのかもしれません。


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=補足=
アメリカのベビーブーマー前後の世代は行きすぎてしまい、親子の絆を薄めてしまいましたが、その子供の世代は人間関係を作れない問題を抱えています。そのため、離婚率が50%+、親の異なる子供達が一つ屋根の下に過ごすのは当たり前などという社会になっています。

複数の父親、母親がいながら、真の親を意識できず悩んでいる子供達を見ると、病んでいるように思います。大体、近代的な思想を持つ国家では、多重婚を法律で禁じています。でも、未婚の子供や離婚した親の子供達があふれかえる社会の姿は、多重婚を認めているのと大差なく、むしろ経済関係でのつながりに変質した人間関係は、人間的な子供の成長には、大きなマイナスだろうと思います。

もし、家族という最小単位を否定するなら、それを構成単位とする社会を否定することに繋がります。つまり、冷静に見れば、野生動物に帰ると言うこと・・・私にはそう感じます。現にアメリカの大人の情緒的行動は、非常に動物的とも感じられます。

Posted by skydaddy at June 15, 2003 12:00 AM
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