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June 19, 2003

夏時間(Daylight Saving)

Daylight savingは、日本語ではサマータイムと言われていますね。アメリカではSummer timeというと別の意味(単純に夏のシーズン)として受け取られると思います。
実際にこのdaylight savingを経験すると色々な出来事に出会います。

最初に、daylight savingのシステムを説明しましょう。daylight savingは、夏場、日が上る時間が早くなるので、その分、時計をグリニッジ基準の時間より1時間早めるものです。従って、冬場になると、元の時間帯に戻ります。長くなった夏の日中を有効に使う・・・それがdaylight savingと言われる由縁だと思います。


4月のある日曜日の夜中の2時が3時になります。従ってその日の2:00am~2:59amはなくなります。アメリカ西海岸からフライトで日本にたどり着くと約10時間のフライトで27時間(夏時間時は26時間)の時間が経ったのと同じになって、20時間弱を失いますが、それと同じようなことになります。(*1)

その日以降は、進められた時計どおりに皆が生活をするので、理論上は何も起こりません。でもこれは机上のことであって、生身の人間の体は1時間をしばらく覚えています。具体的には、


1.”朝が眠い”
  判っていても、習慣から1時間の眠さがあります。人は、すぐには変われない。笑
  眠いだけでなく、食事のタイミング(空腹感)などもずれています。
  そして、夜早く眠くなります。(^^)

2.”日没しない”
  正確には1時間日没が遅くなるのですが、日照時間も夏至に向けてのびるのでやたら日が沈まなくなった感じを受けます。(*2)

3.”時計がばらばら”
  PCの時計のように自動で修正されるものと、そうでないものが生活空間に混在するので、ちょっとした混乱が起こります。また、生活に影響しないようにと日曜日が切り替え日ですが、この日の約束は混乱が起こりやすいです。(*3)


と、こんな感じです。
朝7時頃から仕事を始めて3時頃には帰路に向かう人たちは、自宅に帰った4時頃から4時間ほど明るいのでそれからまた何かできる・・・daylight savingなのです。実際にゴルフをすると4時からだと18ホールの最後まで回れますし、テニスやドライブして夕飯などと言うことも可能です。

こう書くとすばらしい時間の使い方のようですが、時間は(正確には明るい時間は)稼げても同じ人の体力は同じです。従来、働いた後にスポーツをしたら夜暗くなっていたのが、明るいだけで、使う時間と体力は同じな訳です。だから体力がついてこないと余暇を頭に描くようには使うことはできません。(^^)


夏時間は、10月末に元の時間帯に戻ります。ある日曜日を境に、1時間その日の長さが増えて、突然日没が早くなり・・と4月の逆のことが起こります。丁度、アメリカではHoliday seasonと言ってお祭り状態が10月半ばから2ヶ月半ほど続きますが、早く来る夜は帰宅を早め、よりこの祭りな気分(働かない状態)を盛り上げます。

アメリカには、国内にいくつもの時間帯(time zone)があるので、時差(time difference)を常に意識しています。だから、こういう生活時計の変更も割と容易なのではないでしょうか?(*4)
日本は、縦長の国なので、時差がありませんから、こういう変化があったとしたら、戸惑いが大きそうですね。

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*1:これが時差ぼけ(jet lag)の原因ですね。
*2:タイムゾーン(time zone)の東の端と、西の端で感じ方が逆になります。西と東で絶対値としての1時間の差を同じ時間で見るために起こる現象です。
当地(シリコンバレー)では、一番日没が遅くなる時期は、午後8時半頃の日没で9時頃でも結構明るいです。

*3:空港での待ち合わせで1時間、間違われて困った経験があります。(^^);

*4:タイムゾーンの区切りの基本は行政単位なので、境界に住む人はかなり複雑なシステムを持っているようです。車で5分走ると時計が1時間行ったり来たりする生活を考えてみてください。(^^)

Posted by skydaddy at June 19, 2003 12:00 AM
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