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June 22, 2003
バス(Bus)
古い映画を見るとGreyhoundの長距離バスに乗って、町から町へ移動する主人公などが描かれていますが、今でもこのGreyhoundは走っています。日本に比べると広大な土地を持つ国なので、日本のような優れた電車網がありませんから、この長距離バスは安価な移動手段として大きな存在意義があったのだと思います。
それがいつの間にか、主役の座を飛行機にとって変わられています。昨今の飛行機会社は、倒産寸前のようですが、大きなアメリカ大陸を移動するには不可欠なツールです。想像してみてください。日本で在来線と車しかない状況を。東京-大阪でも最低6時間。東京-北海道なら半日以上。突然日本列島が広くなりますね。アメリカで同じ事をすると日単位の移動時間になります。
アメリカでは飛行機を使っても、東西に飛ぶと6時間近くかかります。南北だと3時間ほどです。ハブ(hub)とされるサンフランシスコ(San Fransico)、ロスサンジェルス(Los Angels)、デンバー(Denver)、シカゴ(Chicago)、ニューヨーク(New York、 JFK)、ワシントンDC(Washington DC)、アトランタ(Atlanta)などを中心に全米中にクモの巣を張り巡らしたような航空連絡網が整備されています。
このハブ間を飛ぶときは、大きな飛行機が多く便数も多いのですが、その先の地方空港へのコミューター便(commuter)は、便数が限られたり、小さな飛行機を使っています。どのぐらい小さいかというと、機内は2列座席でまっすぐ立てず背中を折り曲げて歩かなければならず、場合によっては、バランスを合わせるために席を替わらなければならない程度です。セスナよりは大きいですが、プロペラでジェット機に比べれば低空をゆっくりと飛びます。天候の悪いときだと飛行機が横滑りしたりして、かなり迫力を感じる乗り物です。
同じコミューター便でも、沢山の人が行き来するところ、例えば西海岸だとロスサンジェルスとラスベガスなどは、シャトル便(shuttle)と呼ばれ、少し大きく100人乗りほどジェット機で1,2時間おきに飛行機が飛んでいます。この線は日本の観光客の方が多いので、半分以上が日本人などと言うこともある線ですが、同じようなものがポートランド、サンフランシスコなどとを行き来しています。このタイプの飛行機は、国際線などで感じさせられる飛行機というイメージより、むしろバスの方がかなり近いと思います。
中には、サウスウエストの機体のように、座席が長いすで向き合いのものまであり、これなどはへたったソファーのような椅子なので、まさにバスです。航空不況の中、サウスウエストを絶賛する日本の記事を見たことがありますが、実際に飛行機を乗って書いたのでしょうか?何か、勘違いしてるように思います。(たとえばこちらの書評)
世界ではこういう飛行機はいくらでも飛んでいますが、日本にはありません。なぜないか
?それを理解せず語るのは、一般のアメリカの人が日本の着物の素晴らしさを語っているようなものですね。(^^)
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=補足=
アメリカにはサウスウエスト式のサービスはいくらでもあります。マクドナルドやタコベル、KFCなどのファーストフード、食材や日用品、おもちゃ、果ては拳銃の弾まで、廉価を追求した商品やサービスは、アメリカのビジネスの基本です。でも、日本の廉価とはちがうんですね。日本人の感性と違いますよ。トイザらスやコストコがお近くにあるなら行ってみてください。きっと、発見があります。無い人は、折りをみてアメリカまでどうぞ。生には生のわかりやすさがありますから。(^^);
反対に対極のビジネスもあります。ティファニー、ラスベガス、オーガスタ、ビバリーヒルズ、PBクラブ・・・。こちらのタイプは、日本にも古くから有りますね。
Posted by skydaddy at June 22, 2003 12:00 AM
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