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June 20, 2003
停電(Black out)
真っ黒(暗)になって見えなくなる状態をblack outといいます。例えば、今見ているパソコンの画面(display)が、真っ黒になって何も見えなくなったらblack outです。
同様に夕方以降に停電(power outage)が起こって、真っ暗になってもblack outと言います。
2000年の夏にカリフォルニア州では、電力不足が深刻になり、電力会社は十分な電力の供給(power supply)ができなくなりました。そこで電力会社は、供給先を十数個の地域に分け、電力使用量が一定値を超えたら、順番に送電を止めて全体での不慮の停電を防ぎました。例えば、月曜日は#1~3の地区が10時から16時の間停電したら、火曜日は、#4~5の地区が、水曜日は#6~9の地区がなどと状況に応じて止める量をコントロールしながら割り振ったのです。このとき、夜間順番に停電することもあったので、rolling black outとも言われました。
特にシリコンバレーでは、半導体産業のように大量の電力を消費する産業があるので、この断続的な停電は、2ヶ月近く続きました。夜間、飛行機で着陸(touch down, landing)するときに町の景色を見ているとナトリウムランプのオレンジ色に輝くのがアメリカの街の特徴ですが(*1)、この電力不足の時には、部分、部分の地域が真っ黒に見えて、電気が通っていないことを目で確認することができました。
また、インターネット上では、数十分遅れで実際の使用量と送電可能量の表が公開されていたりして、結構、不便を楽しみました。
また、black outには、意識を失った状態を意味するときがあります。画面が見えなくなったのと同様に、人が意識を失うと見えなくなることから来ているのだと思われます。
紙や壁など真っ黒に塗り潰しても、black outですし、電波妨害なども受け手側が受信できないのでblack outといいます。
沢山の使い方があって便利な言葉ですが、出来事はどれも不便なことばかりというありがたくない言葉ですね。
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*1:特にラスベガスの夜景は絶品です。香港も有名ですが、また違った味があります。
ニューヨークや香港は、高層ビル群と光の組み合わせですが、ラスベガスなどのアメリカの街は、平面と光の感じがします。そういう意味で宝石をちりばめたというのがぴったりとしています。
おまけ1
黒字と赤字(利益と損失、profit&loss)は、英語でもblackとredですが、儲かって仕方がない・・・黒字、黒字、黒字。。。。は、black outと言わないように思います。が、そういう環境に居たことが無いから知らないだけかな・・・。(^^);;
おまけ2
アメリカでは信号機が結構故障します。年間に数回、動いていない信号機の交差点に出くわします。こういうときは、4方止まれと同様のルールが適用されることが常識になっているので、全くと言っていいほど混乱がありません。そのぐらい、よく信号機が止まるとも言えます。現に私も止まった瞬間の信号機に出くわしたことがありますが、10秒もしないうちに片側3車線の交差点で4方に並ぶ車が順序よく交互に交差点を通過し始めました。
さて、black outの時は、当然信号機も止まりました。(なぜか、別系統になっていないようです)でも、上記のようなことなので、さほど、混乱にはなりませんでした。ただ、全ての交差点が止まれになるので、時間は余分にかかりました。
この夏、東京ではどうなるのでしょうね???
Posted by skydaddy at June 20, 2003 05:03 PM
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